出版社内容情報
「女は●●でなければならない」「モテ」「母親との関係」などなど……現代日本を生きる女子たちにかけられた呪いを、芥川賞作家とコラムニストが自身の経験を交えながら解きほぐす対談集。
津村 記久子[ツムラキクコ]
深澤 真紀[フカサワマキ]
内容説明
仕事、家族関係、恋愛など、様々なシーンでふりかかる、「女性はこうあるべき」という呪いのようなプレッシャー。でも、できないものはしょうがない!「パソコンのフォントを変える」「会社帰りの地下街を楽しむ」ようなちょっとした工夫を駆使して、ダメな自分のままで何とか人生を乗り切る方法を、芥川賞作家と人気コラムニストが語り尽くす。生きづらさを感じる全ての女性に贈る対談集。
目次
仕事編(大人だから耐えてやってるんだよ、調子のんなよ!;女子力のなさを商品価値にできてありがたいです;すみません、バブル世代がご迷惑おかけして;これはもう、とにかく逃げるしかない;「感情労働」の黒い面を私が担当してた ほか)
生活編(血縁ってそんなにありがたいですかね;うまくいかない家族関係は諦めたほうがいい;家族の呪いから解放されるためには;娘へのアドバイスという名の呪い;「親子も他人だ」と思うことがむずかしい ほか)
著者等紹介
津村記久子[ツムラキクコ]
1978年大阪府生まれ。小説家。大谷大学文学部国際文化学科卒業。会社勤め→失業→会社勤めを経て、2005年『マンイーター』(改題『君は永遠にそいつらより若い』)で太宰治賞、08年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、09年『ポトスライムの舟』で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞
深澤真紀[フカサワマキ]
1967年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。在学中にミニコミ「私たちの就職手帖」副編集長をつとめる。出版社勤務を経て、98年タクト・プランニングを設立。2009年「草食男子」で流行語大賞トップテンを受賞。淑徳大学人文学部客員教授。テレビ、ラジオのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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