ぼくの仕事は宇宙飛行士

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487796489
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0095

内容説明

国際宇宙ステーション建設スペースシャトル13日の旅。独占手記。

目次

第1章 国際宇宙ステーション
第2章 宇宙飛行士になるまで
第3章 初めての宇宙へ
第4章 二度目の宇宙へ向けて
第5章 再び宇宙へ
第6章 ミッションを終えて

著者等紹介

若田光一[ワカタコウイチ]
1963年8月1日、埼玉県大宮市生まれ。1987年3月、九州大学工学部航空工学科卒業。1989年3月、同大学大学院工学研究科応用力学専攻修士課程修了。1989年4月、日本航空(株)入社。整備訓練部配属。同7月、成田整備工場点検整備部に所属。1991年7月には、技術部システム技術室機体技術グループに転属し、機体構造Z術を担当する。1992年4月28日には、宇宙ステーション/日本の実験モジュール「きぼう」の組立・運用に備え、宇宙開発事業団が募集していたミッションスペシャリスト(MS)候補に選ばれる。同6月1日、宇宙開発事業団より職員として採用される。同年7月4日、米国航空宇宙局(NASA)が実施するMS・パイロット候補者訓練用の第14期宇宙飛行士候補者養成コース参加のため渡米。同年8月上記訓練コースに参加。一年間の訓練を経た後、翌年1993年の8月3日、NASAよりMSとして認定された。その後ミッションに任命されるのを待つ間、スペースシャトルの各サブシステム訓練、T-38ジェット機訓練を継続すると共にさらに高度な内容を含むシステム運用訓練(飛行模擬訓練/船外活動訓練/ロボットアーム訓練)等に従事していたが、1994年12月にNASAよりSTS-72のMSに任命されSTS-72に搭乗した。2000年10月には、国際宇宙ステーション組立ミッションであるSTS-92にMSとして搭乗し、ロボットアーム操作の主担当としての任務を果した。現在は国際宇宙ステーションの長期滞在、日本の実験棟「きぼう」の組立フライトへの参加をめざし、引き続きNASAで訓練を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キコ

9
若田さんは九州大学の工学部航空工学科から日本航空に入社し、そこから宇宙飛行士になった方です。小学2年生のとき、テストの裏に落書きした飛行機の絵が載っていますが、とても上手です。この本にはもちろん書いてはいませんが、若田さんが何度も宇宙に行けるのは、NASAの宇宙飛行士が「是非またワカタと乗りたい」と言ってくるような、とてもユーモアがあって面白い人なんだそうです。限られた人数での閉鎖空間では確かに超頭脳明晰で気難しい人よりも、多少英語は苦手でも楽しい人といたいですよね。2016/04/09

あるね

2
若田さんの誠実でポジティブなお人柄が よく伝わる。 ミッションの様子等は非常に具体的に分かりやすく書かれているので、理系で情緒的な文章が苦手な子どもにも勧められると思う。2014/10/21

tulip

1
カウントダウンが止まり、船内には緊迫した空気が張りつめた。印象に残った会話がある。副操縦士が横目流しに、ブライアン船長に向かって「ブライアン、あなたを心から敬愛している」と突然言ったのである。「着陸の操縦をさせてくれって言っても、それは無理な相談だぜ」緊迫した状況でタイムリーな冗談にクルー全員大爆笑だった。空気が和んだ・面白かったアルバイトは博多駅前のビジネスホテルのフロント・試験では刑務所から脱獄する計画を立てさせられプレゼンした・一つのことをやりながらもう一つかそれ以上のことをやることはとても良い訓練2015/12/22

fuchitsuk

1
宇宙飛行士のこと、特に利点や不利点についても書かれていてそれでも宇宙行きたいなって思わせる

三日月

1
果てしなく広い宇宙の中で考えれば、地球のすぐ外を回ることなんて些事みたいなものだけど、でもそれをするのに限りなく綿密な訓練と思索が行われることに感動。人間の知恵の結晶という感じです。2010/10/14

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