百人の棋士、この一手

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田中寅彦の記憶に鮮明に残る名棋士たちとの百対局回想録。その鋭い洞察力で看破した勝負師たち一人ひとりの人間性，そして棋界の興味深い人間模様を，臨場感たっぷりに書き尽くす。

升田幸三から羽生善治まで…盤上の照魔鏡に見た勝負師たちの人生。その一手がすべてを語る。―名棋士たちとの百対局回想録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大典太

百人の棋士について、著者自身との実戦を元に語ったエッセイ集。一回完結の週刊誌連載記事をまとめたものであり、各項がコンパクトで読みやすい。面白いエピソードが多いが、とりわけ中村修先生の酒場でのボヤキが最高。2015/12/24

てらさか

この棋士の勝負の歴史がよく分かる。あこがれて入った世界でそのきっかけになった相手と戦うなんてとてもドラマチック。2019/01/16

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