出版社内容情報
映画「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」などで,世界中から注目されたキューバ音楽。その美しく雄大な大自然,明るく陽気な人々,独立戦争や革命の歴史など,全17都市を音楽を中心に紹介!
内容説明
映画「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」などで、今最も注目されているキューバ音楽。首都ハバナ以外の地方都市にも、それぞれの歴史や文化・風土を色濃く反映した独自の音楽が息づいている。世界遺産に登録されている魅力的な町並みや、美しく雄大な大自然、明るく陽気な人々、独立戦争や革命の歴史など、全17都市を音楽を中心に徹底紹介。
目次
サンティアゴ・デ・クーバ
グアンタナモ
バラコア
オルギン
グランマ
カマグエイ
サンクティ・スピリトゥス
トリニダー
シエンフエゴス
サンタ・クララ
マタンサス
イスラ・デ・ラ・フベントゥ
ハバナの音楽家たち
著者等紹介
さかぐちとおる[サカグチトオル]
横須賀市生まれ。幼年期を香港で過ごす。中央大学法学部政治学科卒業。学生時代にジャズの楽団で演奏し、キューバ音楽にも興味を持つ。(財)NHKサービスセンターに4年間勤務。99年1月に退職し、キューバのほか、中米や南欧を放浪する。『恋するサルサブック』(音楽之友社)、季刊「中南米マガジン」などに記事を執筆
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
327
キューバはアメリカのすぐ近くにありながら、なんだか遠い国だ。もちろん、まだ行ったことがない。本書の著者さかぐちとおる氏はキューバ音楽に魅せられ、6回に及ぶキューバ行を通して22の都市を巡ったそうだ。本書では、それらのうちの17の街を紹介しているが、たしかにキューバもまた地方の方がより純な魅力がありそうだ。ただし、写真(著者撮影)からは、いずれの街もスパニッシュな佇まいであり、その限りでは違いがあまりよくわからない。音楽を含めて行ってみるしかないようだ。なお、楽器はマリンブラやカタなど独特な打楽器が多数。2023/11/01