出版社内容情報
ピルは奇跡の薬か?環境ホルモンか?第一線の産婦人科医らが,諸外国でおきた副作用被害や厚生省の臨床試験審議の問題を明らかにしながら,ピルの本当の危険性を示していく。
内容説明
自然なリズムで生きてみませんか。ピルについて関心のある人もない人も自分たちのからだともっと親しくなるために。からだをみつめる本。
目次
ピルのリスク
ピルと環境ホルモン
ピルの真実
もっと知ろう自分のからだ
医薬品としての化学物質
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
9
人間の体も地球環境も、全てはつながっている。人間の体は「オーケストラのように調和が取れている」という言葉に感心した。ショッキングだったのは、もともとピルは後進国や女性や囚人といった人たちを実験台に始まったということ。副作用や死亡原因も対して追及されず、医師は大丈夫としか言わない。アジアやアフリカの人口増加を抑えるために作られた。「女性は子供を産む機械」という議員の発言があったが、結局は金と権力を持った男性が作り、何も知らずに飲み続けている女性たち。20年以上前に書かれた本だが、性別年齢問わず読んで欲しい。2022/02/20