出版社内容情報
青い海と白い家,タベルナや市場の賑わい,陽気な祭り,ほのぼのスキー,安上がりな海辺のレジャー,アテネ・マラソン観戦記,住宅事情ほか素顔のギリシャを生き生きと語る。
目次
春(春の予感;アポクリアの季節に ほか)
夏(タベルナと生活習慣に関する一考察;ニコスの完成しない別荘の話 ほか)
秋(季節はずれの風の島にて;アテネ・マラソンよ、永遠なれ ほか)
冬(気取らぬワインとオリーブの話;ジングルベルの街角で ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
377
著者はアテネの日本人学校に3年間勤務した経験を活かして本書を執筆。時にはギリシャ人気質を語り、また時にはアテネの町の日常を語る。けっして無理をしない範囲で見たアテネとギリシャがここにある。そうか、ギリシャは野暮ったいのか。さもありなんとも思う。遺跡探訪が目的なら春のギリシャに行け。なるほど。ミコノス島に行くならオフシーズンの秋。そうかも知れない。ギリシャにはぜひ行ってみたい。もっとも、ギリシャの食文化にはあまり魅かれないが。ホテルのバルコニーからエーゲ海の夕暮れを眺めながらカクテルなど楽しみたいものだ。2020/09/28
M2
5
ギリシャの旅本のマップと見比べながら再度読みたい。2020/09/24
ジュリ
3
30年くらい前に書かれたもので、今の事情とは違うかもしれないけれど、ギリシャ人の生活をみることができた。夏は暑くて空気が乾燥していてカラカラ。食べものは揚げ物と焼いたもので、油が多い。私には合わない気がする。2023/09/23
erida
1
写真付きギリシャ滞在記。近藤 まさたろの一番最初の本であとの2冊と比べると写真小さめ文字多め。オリンピアの舞の写真が好き。2012/09/29