出版社内容情報
フランダースやワッフルで有名なベルギーはどんな国か? ベルギーの歴史,人々の生活から観光の名所などを,ベルギー観光局10年の著者が美しい写真とともにつづります。
目次
存在しないベルギー語
世界で一番美しい広場
金色の森、茜色の森
夏の華麗な宮廷絵巻
聖血と黄金の樹と運河
ガラスの宮殿の百花繚乱
春には白アスパラガスを
神よ、もっとビールを
アルデンヌの森野妖精馬
噴水と滝のシンフォニー
中世の女の園
街角に響くカリヨンのメロディー
花の都ヘント
イタリアとの意外な関係
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
105
1997年発行。本棚整理目的で再読。ヨーロッパをバックパッカーで旅していた頃よく耳にしたブルッヘ、アントウェルペンは中世の街がそのまま残っていると言われるが、ブルッヘは19世紀に再発見された街だと知った。未だ訪れたことのない麗しの国、篠利幸氏の写真が美しく、ブリュッセルの近くのソワーニュの森やアンデンヌのトスカーナを思わせる田園、グラン・プラスの広場など滞在型の旅行で訪れたくなる。春の白アスパラガス、ムール貝の白ワイン煮、数百種類の地ビールなどベルギー料理も美味しそう。イタリアとの共通点が多いことも知る。2022/10/04
ジュール リブレ
16
昨日に続いて再読本。ベルギーとオランダって、隣国なのに、全然違う。半分は言葉だって一緒なのに…。美食の国、だけどゴチャゴチャ。だって今も半年以上、首相不在だし。不思議な国です♪2011/01/21
さくちゃん
6
ただの旅行記ではなくてベルギーの歴史や文化、言葉の問題などについても言及された内容でページ数は少ないながらも読みごたえがあり、また掲載されている写真もどれも素敵でした。2014/11/22