シェイクスピアの香り

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  • サイズ B6判/ページ数 394p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487790999
  • NDC分類 932
  • Cコード C0095

出版社内容情報

香りの文化史,香料・ハーブの実用例,そのメタファー,英国ルネサンス期の香りと時代精神ほか,まったく新たな角度からシェイクスピアの作品世界の本質に鋭く迫った意欲作。

内容説明

英国ルネサンス期は、まれにみる花と香りに満ちた時代だった。この時代精神の具現者であるシェイクスピアの諸作品にも意外なほどさまざまな香気が満ちている。香りの文化史、香料・ハーブの実用例、そのメタファーほか従来だれも試みなかった新たな角度から、巨匠の作品世界の本質に鋭くせまった意欲作。

目次

第1章 『ロミオとジュリエット』の愛と死の香り
第2章 『夏の夜の夢』の快楽と禁欲の香り
第3章 『じゃじゃ馬ならし』の夢と現実の香り
第4章 『ハムレット』の清純と不純の香り
第5章 『オセロー』の愛と嫉妬の香り
第6章 『リア王』の悪徳と美徳の香り
第7章 『冬物語』の自然と人工の香り

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バーベナ

2
1章ごとに作品のあらすじがあり、その物語のなかに出てくるハーブの存在理由を丁寧に推測。たとえシェイクスピアを知らなくても、香りに導かれるうちに、知らず知らずのうちにシェイクスピアの世界に入っていけるという素敵な本でした。2012/11/25

saba

0
シェイクスピア、ハーブ、どちらも好き。ハーブの説明もシェイクスピアからの描写も克明で、香りがただよってくるかのよう。2012/12/01

marinefrancaise

0
シェイクスピアの戯曲を、香り、ハーブなどの視点から分析した本。面白く読めました。

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