内容説明
ホコリと、不気味な男達と、衝撃的なほどまずいお茶の旅から、別天地ヒマラヤへ!もっともサイクリングに適さない土地から天上の楽園までの、気の遠くなるような苦しみと悦楽の日々。爆笑と涙とともに、イスラム世界を実感として知ることができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
J.T.
2
47歳のイギリス女性が自転車でパキスタン、カラチからネパール、カトマンドゥーまでをひとりで旅する5ヶ月間。1983年。確かアメリカ以外は行ったことが無いと書いてあったと思うが、初めてのアジア、それも自転車旅で、カラチ・インをするのだから、つい30年前ではあるが、この旅は大冒険といっていいと思う。文章がなんというのか、瑞々しい。美しい風景も醜い光景も目をそらさずに、正直に文章にしてあるのが好感が持てる。自分もほぼ同じ所をだいぶ後になって行った。場所によっては状況がかなり改善されている。2015/05/11
necoko19
0
★★★★2014/03/22
ちえぞー
0
47歳イギリス人女性の、単独自転車パキスタン~インド~ネパール紀行。イスラム世界を女性が一人で旅することが、かくも過酷とは。よくやったなぁ、著者。こういうの、もっと読みたい。2010/06/22