内容説明
諸葛兄弟の秘密、天下三分の計は孔明の創案にあらず等々、初めて読み解かれる影の旋律。『蜀志』諸葛亮伝の全文を掲げ、孔明の実像に迫る。索引付き。
目次
第１章 家系と若き日々
第２章 三顧の礼をめぐって
第３章 天下三分の計
第４章 水魚の交わり
第５章 現実的施策の展開
第６章 赤壁の戦い
第７章 蜀へ
第８章 空白の１０年間
第９章 劉備の死
第１０章 出師の表
第１１章 街亭の戦い
第１２章 北伐つづく
第１３章 諸葛亮が遺したもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃも
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渡辺先生らしい、という印象を随所から受ける本でした。張松に注目しているのは、当時翻訳されていた『反三国志』の影響なのかもしれないと思いました2011/01/23
goldius
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私が一番敬愛している三国志の研究家。この本読めば目からウロコが、落ちます。正史の正しい読み方が理解出来ます。賈詡文和のファンの方は必読。 2004/02/02
