出版社内容情報
昭和54年から昭和58年まで。八十の御賀。『昭和天皇実録』は、宮内庁において平成2年より24年の歳月をかけ編修され、平成26年8月、本文60巻が天皇皇后両陛下に奉呈されました。
明治34年の御誕生から昭和64年の崩御に至るまでの89年間、「激動の時代」を生きた天皇の御事蹟、そしてそれにまつわる日本の政治、社会、文化などを余すところなく記述。
そこにはこれまで知られていなかった昭和天皇の生きた御姿とその時代が、生き生きと記されています。
『昭和天皇実録 第十七』(昭和五十四年?昭和五十八年)の内容
天皇は八十歳の御誕生日を迎えられる。
また、皇后の傘寿のお祝い、寛仁親王の結婚、文仁親王・清子内親王の卒業・進学、徳仁親王の大学院進学と慶事が続く。
諸外国からは、アメリカ大統領、スペイン国王、ローマ法王、フランス大統領、イギリス首相などが来日、友好関係を深めていく。
宮内庁[クナイチョウ]
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内容説明
天皇は八十歳の御誕生日を迎えられる。また、皇后の傘寿のお祝い、寛仁親王の結婚、文仁親王・清子内親王の卒業・進学、徳仁親王の大学院進学と慶事が続く。諸外国からは、アメリカ大統領、スペイン国王、ローマ法王、フランス大統領、イギリス首相などが来日、友好関係を深めていく。
目次
巻55(承前) 昭和五十四年
巻56 昭和五十五年・昭和五十六年
巻57 昭和五十七年・昭和五十八年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
30
昭和天皇が外出を控える日が、年に何日かある。広島と長崎に原爆が投下された日と、関東大震災が起こった日がそうだ。特に、9月1日の関東大震災の日は、毎年必ずといっていいほど、お出ましを控えている。ちなみに、8月15日の終戦記念日は、全国戦没者追悼式臨席のため、武道館に行くのだ。「ほお!」と思ったのが、昭和55年の追悼式の記載。お言葉の文体が、これまでの「である」調から「ます」調にこの年から改められたとある。(つづく)2018/06/28
しびぞう
2
昭和54〜58年。大平総理の死去やチャールズ皇太子の成婚、アキノ議員の暗殺、その他現役大統領や大使、政治家が在職中に亡くなったり等の出来事が多い印象だった。2018/06/22