「考古学エレジー」の唄が聞こえる―発掘にかけた青春哀歌

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784486037996
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

昭和のある時代、全国各地の考古学の調査・発掘現場で歌われた唄の誕生から、考古学を志す者のテーマソングとなっていく過程を検証。昭和のある時代、全国各地の考古学の調査・発掘現場で歌われた唄がある。唄の誕生から、全国の大学への広がり、やがて考古学を志す者のテーマソングとなっていく過程を数多くの証言から検証。そして平成の到来とともに、なぜ唄は消えていったのかを探る異色の考古学ノンフィクション。

はじめに

第一章 「考古学エレジー」生まれる!

第二章 活躍する考古ボーイ

第三章 エレジーはこうして伝播した

第四章 遺跡発掘と学生運動とエレジーと

第五章 遺跡保存に立ち上がれ!

第六章 考古学エレジーを生きる

第七章 高校考古学部は活躍する

第八章 戦争と登呂遺跡と師弟の愛と

第九章 「考古学エレジー」はなぜ消えたのか

あとがき 森本六爾を求める旅―

参考文献



澤宮 優[サワミヤ ユウ]
澤宮 優
1964年熊本県生まれ。青山学院大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。早稲田大学第二文学部日本文学専修卒業。2003年、『巨人軍最強の捕手』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。著書に『打撃投手』『ドラフト1位』『あぶさんになった男』のほか、『昭和の仕事』『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』『1000キロの海を渡った大王の「棺」』など。

内容説明

地表の下に埋まっている過去の世界。遺物・遺跡へのあくなき探究心。考古ボーイは発掘調査にすべてを賭けた。喜びもあり、苦悩もあった。青春の悲哀が一つの唄に込められていた。考古ボーイ、かく奮闘せり。

目次

第1章 「考古学エレジー」生まれる!
第2章 活躍する考古ボーイ
第3章 エレジーはこうして伝播した
第4章 遺跡破壊と学生運動とエレジーと
第5章 遺跡保存に立ち上がれ!
第6章 考古学エレジーを生きる
第7章 高校考古学部は活躍する
第8章 戦争と登呂遺跡と師弟の愛と
第9章 「考古学エレジー」はなぜ消えたのか

著者等紹介

澤宮優[サワミヤユウ]
1964年熊本県生まれ。ノンフィクション作家。青山学院大学文学部史学科(考古学専攻)卒業。早稲田大学第二文学部日本文学専修卒業。陰で懸命に生きる人物をモチーフに、スポーツから文学、歴史まで幅広い分野で執筆。2003年1月に刊行された『巨人軍最強の捕手』で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

3
2016年初版。遅まきながら通読する。Uさんの学生時代100件を超える現場への参加には驚かされた・・・。あと、現在とだいぶ異なる環境ですが、元のようにはならないだろうと感じました。でも、今から環境激変の可能性も高いですね。2019/06/03

ナオ

2
知っていたが、歌ったことはない。考古学徒も死語か。学史として楽しく読めた。2016/11/07

うしうし

1
考古学というか、埋蔵文化財の保護が、まだ非常に未熟であった時代の物語が本書で綴られている。発掘調査と学問と文化財保護、それぞれが確立されておらず、互いにない交ぜに理解されていた時代には、驚くべきことに高校の社会科クラブが発掘調査の大半を担っていた。当時の状況を「エレジー」という名でノスタルジックに回顧するのを良しとするかは、読者それぞれの感性であろう。本書に登場するのは各々大変魅力的な人物であるのは間違いないが、その描かれ方があまりにウエットに流れすぎているようにも感じる。現在の調査・学問・文化財保護活用2016/10/08

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