内容説明
2006年8月1日、東海大学K2登山隊は、世界で最も登頂が難しいと言われるK2の登頂に成功した。登頂までに14時間20分を要し、下山開始後酸素が切れ8,200mの高所でビバーク、19時間を経てアタックキャンプに戻ったものの、ベースキャンプに生還したのは、アタック開始から1週間後のことだった。消息不明になったアタック隊奇跡の生還までの壮絶な闘い、それを懸命に支えた隊員たちの勇気ある行動、献身的に治療に奔走した医師と看護師、率いた隊長のアタック続行の決断と苦悩を綴った迫真の記録集。
目次
趣旨
計画概要
計画立案から出発まで
K2概要・登山史
概念図・ルート図
登山隊ホームページ制作
報告会・写真展・講演・取材・執筆・表彰
カレンダー・Tシャツ・DVD写真集
登頂証明証
行動概要〔ほか〕