内容説明
1945年8月14日、女子アナウンサーだけ集められた部屋で上司にこう告げられた。「明日、日本は負けます。もし何かあってもあなたたちは自分の身を守りなさい」。戦前から戦争を経て、戦後、そして高度経済成長期、平成。家庭と職場を両立させながら、アナウンサーとして、ディレクターとして、女性として、世の中に絶えず問題提起を続けた彼女にしか語れない言葉がある。様々な著名人との出会いやエピソードを交えつつ、ラジオを通して、いま改めて近代日本が歩んできた道を振り返る。戦争経験者が少なくなる中、時代の証言として後世に残したい珠玉のエッセイ。
目次
初めに
一、自由でのびやかな子供の頃
二、戦争の足音がする少女期
三、太平洋戦争勃発、繰り上げ卒業となる
四、終戦直後の混乱期
五、ディレクターに転身
六、素晴らしい人との出会い
七、忘れえぬ人
八、フリーになってからの私
後書き
読むこと、話すこと。文庫化に寄せて
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