内容説明
人間に愛されて生き、お墓までたててもらった動物たちの昔といまの感動16話。
目次
猫が小判の恩返し―東京都墨田区・回向院の猫塚
隅田川のいたずらタヌキ―東京都墨田区・多聞寺の狸塚
ハイカラネズミの悲劇―東京都渋谷区・祥雲寺の鼠塚
平和を祈る水爆マグロ―東京都中央区・中央卸売市場の鮪塚
お目見えクジラの名誉―東京都品川区・利田神社の鯨塚
書物を守った船乗り猫―神奈川県横浜市・千光寺の猫塚
幕末日本のイギリス犬―静岡県熱海市・上宿町の「愛犬トビーの墓」
親思いの子犬の姉妹―静岡県三島市・円明寺の「孝行犬の墓」
鶴になった中国の役人―山梨県富士吉田市・福源寺の鶴塚
幕末を駆け抜けた名馬―静岡県静岡市・法伝寺別院の「籬碑」
いたずら弓矢で射られたガン―愛知県豊田氏・足助神社の「雁塚」
怪物を退治した犬の英雄―長野県駒ヶ根市・光前寺の「霊犬塚」
アユ捕り名人のウの一生―岐阜県岐阜市・長良大前町の鵜塚
白鳥になった伝説の皇子―三重県亀山市・能褒野の「白鳥塚」
平安の震災復興で働いた牛―滋賀県大津市・長安寺の「牛塔」
謎の怪獣ヌエの墓―京都市左京区と大阪市都島区の「鵺塚」
著者等紹介
依田賢太郎[ヨダケンタロウ]
1939年、山梨県生まれ。東京理科大学理学部応用化学科卒業。東洋紡績勤務を経て、1991年から東海大学教授。京都大学工学博士。専門は医用生体工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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