内容説明
一昨年、戦後始まったナポリ派遣が40年になった機会に、科学史を専門とする立正大学の溝口元がナポリに派遣され、明治以来の日本の科学者の足跡の調査に当たったが、今回その成果もふまえて、明治以来、ナポリ臨海実験所を去来した日本の科学者の歴史を編むことになったものである。
目次
通史編(ナポリ臨海実験所の設立―科学への奉仕;箕作佳吉とAnton Dohrn―三崎臨海実験所の設立;日本の研究席の確立 ほか)
回想編(回想のナポリ―忘れえぬ人々;ナポリ臨海実験所と私;ナポリ臨海実験所の思い出 ほか)
資料編