出版社内容情報
現代という複雑な時代背景に立脚し、コラムや研究会報告を掲載。特集では戯曲や映画・アニメ・音楽に影響を与えた賢治作品を論じる。賢治の盛岡高等農林学校卒業100年を迎え、「現代」という複雑な時代背景に立脚し、賢治文学を現代のメディアから投影し多面的にとらえる。特集では、戯曲や映画・アニメ・音楽に影響を与えた賢治作品を論じる。他にもコラムや研究会報告を掲載する。
特集 賢治学の現代的展開
宮沢賢治と井上ひさし
ベジタリアン・修羅・ポストヒューマン――『シン・ゴジラ』と宮沢賢治をめぐって
<蠕虫舞手>あるいは「tube」としてのシン・ゴジラ――『シン・ゴジラ』における『春と修羅』の含意をめぐる試論
そらふかく息せよ
コラム それぞれの賢治
心象スケッチの原風景――三島屋旅館、加賀野の教会、城南小学校、そして盛岡測候所父、小菅健吉の思い出
宮澤賢治センター研究例会より
『春と修羅』とオルゴールの謎
木を植えた人たち――虔十、ブフィエ、シュトルム神父
「雨ニモマケズ」の一考察――「思索ノート」を通し二十一世紀賢治を読む
フォーラム「賢治学」
宮沢賢治のヘレン・タッピングへの片思いと西洋風街並みへの憧れと――大正ロマンのモリーオ幻想
宮沢賢治とオノマトペ
ルーマニアにおける賢治文学受容の現状と
今後ドイツにおける賢治文学受容の現状と今後の可能性について
賢治詩のスペイン語訳をめぐって
岩手大学宮澤賢治センター[イワテダイガクミヤザワケンジセンター]
編集
目次
特集 賢治学の現代的展開(宮沢賢治と井上ひさし;ベジタリアン・修羅・ポストヒューマン―『シン・ゴジラ』と宮沢賢治をめぐって;“蠕虫舞手”あるいは「tube」としてのシン・ゴジラ―『シン・ゴジラ』における『春と修羅』の含意をめぐる試論;そらふかく息せよ)
宮澤賢治センター研究例会より(『春と修羅』と、オルゴールの謎;木を植えた人たち―虔十、ブフィエ、シュトルム神父;「雨ニモマケズ」の一考察―「思索ノート」を通し二十一世紀賢治を読む)
フォーラム「賢治学」(宮沢賢治のヘレン・タッピングへの片想いと西洋風街並みへの憧れと―大正ロマンのモリーオ幻想;宮澤賢治とオノマトペ;ルーマニアにおける賢治文学受容の現状と今後;ドイツにおける宮沢賢治文学需要の現状と今後の可能性について;健治詩のスペイン語訳をめぐって)




