出版社内容情報
奄美大島にしか棲んでいない「幻の鳥」と称されるオオトラツグミの生態研究を通して得られた知見と、研究を進めてきた過程を描く。奄美大島にしか棲んでいない「幻の鳥」と称されるオオトラツグミの生態研究を通して得られた知見と、迷い、苦しみ、楽しみながら研究を進めてきた過程を描く、研究者でしか得られない自然界やフィールド研究の魅力を伝える。
目次
はじめに
第1章 鳥の研究を始める
第2章 南国タイでの野外調査
第3章 憧れの地マダガスカル
第4章 「幻の鳥」オオトラツグミ
第5章 オオトラツグミと奄美大島のこれから
おわりに
あとがき
引用文献
索引
水田 拓[ミズタ タク]
水田 拓
京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。現在、環境省奄美野生生物保護センターにて自然保護専門員を務める。
内容説明
もはや「幻の鳥」ではない。世界中で奄美大島だけに住む鳥、オオトラツグミ。謎に包まれたその生態を、亜熱帯照葉樹林に追う。
目次
第1章 鳥の研究を始める(研究生活の始まり;サンコウチョウを追う ほか)
第2章 南国タイでの野外調査(マダガスカルに行けない;ならばタイに行こう ほか)
第3章 憧れの地マダガスカル(いよいよマダガスカルへ;マダガスカルサンコウチョウとは ほか)
第4章 「幻の鳥」オオトラツグミ(奄美大島に移り住む;奄美大島の概況 ほか)
第5章 オオトラツグミと奄美大島のこれから(さえずり調査の継続;オオトラツグミの遺伝的多様性 ほか)
著者等紹介
水田拓[ミズタタク]
1970年京都市生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。環境省奄美野生生物保護センターにて自然保護専門員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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みーまりぽん
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