生きざまの魚類学―魚の一生を科学する

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486020585
  • NDC分類 487.51
  • Cコード C3045

出版社内容情報

魚の一生を?卵から成魚になるまで?成魚期?産卵から死まで、の大きく3つに分けて、その生活史を紹介。
魚の一生を1.卵から成魚になるまで2.成魚期3.産卵から死まで、の大きく3つに分けて、その生活史を紹介。目次:魚の一生を俯瞰する/産卵の生態/複雑な食う食われるの関係/マサバの産卵場/サケ・マスの産卵床づくり 他

まえがき

第1 章 魚の一生を俯瞰する ─生活史という見方と意義    猿渡敏郎

第2 章  マサバの産卵場 ―広い海でなぜここで        岡部 久

第3 章  発見は底にある ─深海底棲性魚類の個体発育    ?見宗広・福井 篤

第4 章  ウナギ並みの大回遊 メヒカリの生態        平川直人

第5 章  太平洋のオアシス「天皇海山」とクサカリツボダイの奇妙な生活史   柳本 卓

第6 章  複雑な食う食われるの関係を組みほどく─安定同位体を用いた砂浜浅海域の底魚群集構造へのアプローチ 片山知史・渡部諭史

第7 章  サンゴ礁を耕す魚 ─スズメダイとイトグサとの栽培共生     畑 啓生

第8 章  右利き? 左利き?? 魚の左右性から考える行動生態学・進化生態学   中嶋美冬

第9 章  河川性カジカの生態的特性 ―変動性の高い河川環境でいかに生きるか 棗田孝晴

 コラム可児の河川形態  棗田孝晴

第10章  特殊な人工水路,有明海沿岸域のクリーク網 ―人間が生み出した魚類生息環境の多様性

  鬼倉徳雄・中島 淳

第11章  霞ヶ浦の魚類相 ―小魚が主役の湖から大型魚が主役の湖へ  冨永 敦・荒山和則・半澤浩美

第12章  サケの産卵床作りと生態系での役割    皆川 昇



用語解説

あとがき

索引

著者紹介



猿渡 敏郎[サルワタリ トシロウ]
猿渡 敏郎
1962年生まれ。東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程(現在の海洋生物学科)卒。東京大学大学院農学系研究科博士課程水産学専攻修了。農学博士。専門:魚類学。水産資源生態学。

目次

魚の一生を俯瞰する―生活史という見方と意義
マサバの産卵場―広い海でなぜここで
発見は底にある―深海底棲性魚類の個体発育
ウナギ並みの大回遊 メヒカリの生態
太平洋のオアシス「天皇海山」とクサカリツボダイの奇妙な生活史
複雑な食う食われるの関係を組みほどく―安定同位体を用いた砂浜浅海域の底魚群集構造へのアプローチ
サンゴ礁を耕す魚―スズメダイとイトグサとの栽培共生
右利き?左利き??魚の左右性から考える行動生態学・進化生態学
河川性カジカの生態的特性―変動性の高い河川環境でいかに生きるか
特殊な人工水路、有明海沿岸域のクリーク網―人間が生み出した魚類生息環境の多様性
霞ヶ浦の魚類相―小魚が主役の湖から大型魚が主役の湖へ
サケの産卵床作りと生態系での役割

著者等紹介

猿渡敏郎[サルワタリトシロウ]
1962年生まれ。東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程(現在の海洋生物学科)卒。東京大学大学院農学系研究科博士課程水産学専攻修了。農学博士。東京大学大気海洋研究所資源生物分野助教。専門:魚類学、水産資源生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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