内容説明
水族館のバックヤード・ツアー。「集める(展示用生物の収集)」、「飼う(飼育)」、「見せる(水槽展示)」、「広める(教育活動)」、「調べる(研究活動)」などの、水族館のお仕事と機能を解説する。
目次
第1部 水族館の仕事
第2部 水槽展示ができるまで
第3部 飼育への飽くなき挑戦
第4部 水族館生まれの生き物たち
第5部 水族たちの保全に取り組む
第6部 水族館と教育―学びの場としての水族館
著者等紹介
西源二郎[ニシゲンジロウ]
1943年生。鹿児島大学水産学部漁業学科水産増殖学専攻卒、博士(農学)。東海大学海洋研究所教授。東海大学海洋科学博物館館長。専門は博物館学(水族館学)、魚類行動生態学
猿渡敏郎[サルワタリトシロウ]
1962年生。東海大学海洋学部水産学科水産資源開発課程卒。東京大学大学院農学系研究科博士課程水産学専攻修了農学博士。東京大学海洋研究所海洋生物資源部門資源生態分野助教。専門は魚類学、水産資源生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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わらび
2
水族館の仕事、ということで、大まかな仕事内容が書かれているのかと思っていたら、結構ちゃんとした研究とかだったり、学校での取り組みだったり、幅広く書かれていて勉強になりました。繁殖、保全について興味があるので他の本も読んでみたい。2015/03/29
ya
1
収集、飼育、展示、繁殖、保全。水族館の仕事の教科書。特に保全については身の引き締まる思いで読んだ。2014/03/08
明るい果物
0
水族館の仕事、思っていたよりも細かく多岐に渡っていて、そんなたくさんのことを24時間でてきるの?とびっくりしてしまった。マツカサウオの発光の発見は偶然だったんだなあ。すごいなあ。水族館がとても好きで、まだ3つしか水族館行ったことないので、これからもっといろんな水族館に行きたいなあ。さめも減圧症になるんだなあ、そうだよなあ。第三部と、第四部らへんがめちゃおもしろかった。2015/01/29
だーさん
0
水族館の仕事は、集める、飼う、見せる、守る、広める、そして調べる。飼育して客に見せるだけではない。種を保全し繁殖させることにより、日本の食文化の未来もまた担っている。終盤に学生の研究報告があった。彼らが新たな研究者として羽ばたくための基礎として水族館は存在すると言っても過言ではない。2023/10/29
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