出版社内容情報
ニコラウス・ステノの「プロドロムス(固体論)」のラテン語原典からの本邦初全訳。
内容説明
17世紀西欧の科学革命の時代に偉才を放ったニコラウス・ステノの主著を原典から忠実に邦訳。待望の科学論文、初翻訳。
目次
第1部 問題解決のための諸原則
第2部 基本的な三命題
第3部 個々の固体についての記述
第4部 トスカーナ地方に見られる大地の変化
著者等紹介
ステノ,ニコラウス[ステノ,ニコラウス][Stenonis,Nicolaus]
1638年コペンハーゲンに生まれる。1648年‐1656年聖母マリア学校に通う。1656年‐1659年コペンハーゲン大学で医学を学ぶ。1660年アムステルダムで勉学。1660年4月羊の頭部から耳下腺管を発見。1660年‐1663年ライデン大学で学ぶ(1664年に医学博士号を授与される)。1666年トスカーナ大公フェルディナンド二世の宮廷に迎えられる。1667年「サメの頭部の解剖」を含んだ『筋学の基本例』出版。1667年11月フィレンツェでカトリックに改宗。1675年4月司祭となる。1677年9月教皇よりティティオポリスの名義司教に任ぜられる。1680年10月ミュンスターの属司教。1683年9月ハンブルクの司教代理。1686年12月5日死去
山田俊弘[ヤマダトシヒロ]
1955年千葉県生まれ。1980年京都大学理学部卒業。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、千葉県立千葉高等学校教諭、東京地学協会日本地学史編纂委員会委員。専門は科学史、特に地学史
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