スラッファの沈黙―転形問題論争史論

スラッファの沈黙―転形問題論争史論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784486015635
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

転形問題はマルクスの経済学に仕掛けられた罠である。スラッファの標準商品という着想を使えばこの罠は見破られる。だが、スラッファは一貫して沈黙を守った。その背後の論理とは。

目次

第1章 ボルトキェヴィッチの仕掛けた罠
第2章 スラッファの沈黙
第3章 転形問題の終わり
第4章 置塩理論の再検討
付論 ウィトゲンシュタインとスラッファ

著者等紹介

藤田晋吾[フジタシンゴ]
1941年、石川県生まれ。1964年、金沢大学法文学部哲学科卒。現在、筑波大学哲学思想系教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。