内容説明
本書は、物理・工学系の読者を対象に、与えられた条件に応じてどのように複素積分の計算をすればよいのかが手っ取り早くわかるように、会話形式でわかりやすくコンパクトに解説。
目次
第1章 複素関数と主値積分(コーシーの主値とは;主値積分の例題;主値積分の応用(極限操作の違いにより積分値が異なる例)
主値とδ(t)関数)
第2章 鞍部点法(鞍部点法とは;最急降下曲線と鞍部点;積分評価;鞍部点法の応用例)
第3章 ヒルベルト変換とその応用(ヒルベルト変換;クラマース・クロニッヒの関係式;ボーデの関係式)