古生物学者の回想―マンモス象を追って60年

古生物学者の回想―マンモス象を追って60年

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784486012528
  • NDC分類 457.8
  • Cコード C1040

目次

1章 ロシア平原河川域の動物の壮大な「墓場」で
2章 クリミアとコーカサスの洞窟で
3章 ウラルと沿海地方の洞窟
4章 北極地方で
5章 化石骨はなにを物語るか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

印度 洋一郎

3
旧ソ連の古生物学者が、1940年代から60年代にかけてのフィールド・ワークの模様を振り返る回想録。モーターボートで河を下りながら発掘するドン河流域や様々な動物の絵が残る壁画を調査するアゼルバイジャン等、冷戦期でもソ連国内では地道な調査が行われていたことがわかる。ロシア南部では、マンモスの骨を使った住居跡など著名な発見もあった。とは言え、一番印象的だったのは、余談として語られたロシア南部の旧石器時代の遺跡で発見された「アフリカ人の骨格」だ。先史時代には、ロシアに黒人がいたらしい。2019/01/26

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