目次
第1部 群集研究へのアプローチ
第2部 すみわけと多様性をめぐって(モンシロチョウ属三種のすみわけ―繁殖様式と寄生回避機構の違い;鱗翅目昆虫の卵寄生蜂ギルド―寄主資源との関わり;潜葉虫をめぐる寄生蜂群集の構造と機能;オサムシ亜族の生活史分化と群集構成;食糞性コガネムシ類の群集構造;森林の節足動物群集―人工林における例を中心に;ササラダニの群集構造;アカマツ林におけるトビムシ群集の多様性とその維持機構;ノミゾウムシ類にみられる資源利用と共存;日本産ムリクワガタ属のすみわけと分布;ケヤキ枯れ枝のカミキリムシ群集;ランと蛾の共進化;貯穀害虫群集の構造と多様性;シマトビケラ類幼虫の摂食生態と生態的分化;森林性ショウジョウバエ群集の成層構造;ギシギシハムシ類群集;訪花性ハムシ類の資源利用)
第3部 群集の多様性と生態学的理論