出版社内容情報
『データサイエンスってなんだろう?』、「データサイエンス」という言葉を聞いたことはあるけれど、内容がよくわからないという人に向けて書かれた入門書です。
できるだけ難しい数式は使わずに、データサイエンスの考え方や役割をイメージしやすく紹介しています。たくさんのデータを整理・分析して、未来を予測したり、よりよい判断をするための方法を学ぶのがデータサイエンスです。
その根本には、「私たちが見るデータは、見えない確率のルールから生まれている」という考えがあります。本書では、どんな分野で役立っているのかも具体例を通して解説し、データと向き合う力がこれからの社会でどれほど大切かを伝えています。
専門家でなくても、データサイエンスの考え方に触れることは、自分の考える力を育てるために役立つ一冊です。
【目次】
目次
1 データサイエンスってなあに(あふれかえるデータ;データを理解する;データを科学する)
2 データサイエンスの基礎(データサイエンスのための準備;データを集める;データを可視化する ほか)
3 データサイエンスの応用(予測・設計のためのデータ駆動型化学;半導体材料のデータサイエンスへの応用;スパースモデリング・物事の原因を見つけ出す ほか)
著者等紹介
小野直亮[オノナオアキ]
2001年東京大学総合文化研究科博士課程修了。2017年奈良先端科学技術大学院大学データ駆動型サイエンス創造センター准教授。博士(学術)東京大学。バイオインフォマティクス、システムズバイオロジー、ケモインフォマティクス、ヘルスインフォマティクスに関する研究に従事
船津公人[フナツキミト]
1983年九州大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了。2021年奈良先端科学技術大学院大学データ駆動型サイエンス創造センターセンター長・特任教授。理学博士。九州大学
浦岡行治[ウラオカユキハル]
1985年松下電器産業株式会社半導体研究センター。2022年奈良先端科学技術大学院大学マテリアル研究プラットフォームセンター長。博士(工学)。豊橋技術科学大学、応用物理学会フェロー、IEEEフェロー
松下智裕[マツシタトモヒロ]
1997年財団法人高輝度光科学研究センタービームライン部門研究員。2025年奈良先端科学技術大学院大学マテリアル研究プラットフォームセンター長。博士(理学)大阪大学
作村諭一[サクムラユウイチ]
1999年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻博士課程修了。2021年奈良先端科学技術大学院大学データ駆動型サイエンス創造センター教授。博士(工学)東京大学
小鍛治俊也[コカジトシヤ]
2018年東京大学理学系研究科生物科学専攻特任助教。2021年奈良先端科学技術大学院大学データ駆動型サイエンス創造センター助教。博士(科学)東京大学
中村哲[ナカムラサトシ]
1981年京都工芸繊維大学工芸学部電子工学科卒業。2024年香港中文大学深〓校データサイエンス学部教教授。工学博士 京都大学。IEEEライフフェロー、ISCAフェロー、情報処理学会フェロー、音声言語処理、音声処理、自然言語処理に関する研究に従事
荒牧英治[アラマキエイジ]
2000年京都大学総合人間学部卒業。2020年奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科教授。博士(情報理工学)東京大学。医療情報学、自然言語処理の研究に従事
若宮翔子[ワカミヤショウコ]
2009年兵庫県立大学環境人間学部環境人間学科卒業。2020年奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科准教授。博士(情報理工学)兵庫県立大学。ソーシャル・コンピューティングに関する研究に従事
矢田竣太郎[ヤダシュンタロウ]
2014年東京大学教育学部総合教育科学科卒業。2024年筑波大学図書館情報メディア系准教授。博士(教育学)東京大学。図書館情報学および医療言語処理に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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