出版社内容情報
本書では「人間行動認識」に焦点を当て、その技術的側面を深く探求しています。
第2章から第7章までの内容を通じて、人間行動認識の基礎知識を獲得すると同時に、実際のデータとプログラムを駆使した実践的なスキルが身につくことを期待します。また、人やモノに取り付けたIoTセンサを活用した認識技術の重要性を特に確認する過程で、新たな技術や手法の発展の可能性を感じることができることと思います。
また、これから人間行動認識に取り組む、研究者およびエンジニアの方に向けて、人間行動認識に必要なセンサ、データ処理、機械学習アルゴリズムなどの基礎知識を一気通貫で学べるようにしたものです。実データ、実プログラムを通じて、手を動かしながら、人間行動認識の基礎を身につけられることを期待します。
内容説明
初学者でも理論から実装まで一気通貫の学習が可能!5つの実例のサンプルデータ&Pythonコード付き!
目次
1 はじめに
2 人間行動認識の概要
3 データ計測
4 データ前処理
5 機械学習
6 評価
7 実例で学ぶ人間行動認識(サンプルコード付き)
8 おわりに
著者等紹介
荒川豊[アラカワユタカ]
2001年慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業。2022年九州大学総長補佐。IoTとAIを組み合わせた人に寄り添う情報システムに関する研究に従事。「人間行動認識および行動変容支援技術に関する学際的研究」に対して、令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)受賞
石田繁巳[イシダシゲミ]
2006年芝浦工業大学工学部電子工学科卒業。2021年公立はこだて未来大学准教授。無線通信、無線センサネットワーク、IoTセンシングに関する研究に従事
松田裕貴[マツダユウキ]
2013年明石工業高等専門学校電気情報工学科卒業。2024年岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域講師。情報科学技術と人間との協調によるヒューマン・イン・ザ・ループなシステムに関する研究に従事
中村優吾[ナカムラユウゴ]
2013年函館工業高等専門学校情報工学科卒業。2021年国立研究開発法人科学技術振興機構さきがけ研究者(兼務)。ユビキタスコンピューティングと行動変容支援システムに関する研究に従事
安本慶一[ヤスモトケイイチ]
1991年大阪大学基礎工学部情報工学科卒業。2011年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授。スマートホーム、スマートライフ、スマートシティに関する研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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