出版社内容情報
まずは、温室効果の基礎的な解説から、地球大気のCO2収支のバランス、CO2の排出算定の方法、さらに2050年のカーボンニュートラル実源への我が国の戦略、手段、方法などについて紹介しています。その後に具体的な削減方法として省エネルギー、再生可能エネルギー、原子力発電の導入や課題を述べています。このほか、さらにピックアップして、CO2 を多量に排出する鉄鋼業における高炉の脱炭素技術やネガティブエミッション技術としてCO2 の回収・有効利用・貯留技術の説明を記しています。
我が国のカーボンニュートラルへの取組みがよくわかる一冊です。
内容説明
地球大気のCO2収支バランス。CO2の排出算定。2050年のカーボンニュートラル実現。我が国の戦略・手段・方法などについて紹介。
目次
1章 カーボンニュートラル
2章 地球温暖化のメカニズム
3章 二酸化炭素(CO2)排出量
4章 温室効果ガスの排出係数
5章 カーボンニュートラル実現への対策
6章 省エネルギー
7章 再生可能エネルギー
8章 原子力発電
9章 鉄鋼業の脱炭素技術
10章 CO2の回収・有効利用・貯留(CCUS、DAC)
著者等紹介
藤井照重[フジイテルシゲ]
工学博士。1967年神戸大学大学院工学研究科修士課程修了。2005年神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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