出版社内容情報
本書では、インフラ分野て?の AI のさらなる応用を目指し、対象を防災に絞って最新の動向を紹介しています。
防災分野には、昨今の異常気象を含めた地球温暖化に関わる課題か?山積しており、例えば、災害被害箇所の特定、河川の氾濫、土砂災害警戒箇所の推定、斜面崩壊予測、ライフラインの復旧計画、地震時の避難シミュレーション等を取り上け?ています。
AI 手法としては、現在よく用いられている深層学習以外にも、テ?ータ同化手法、遺伝的アルコ?リス?ム、マルチエーシ?ェント等を用いています。
読者の理解を助けるためにまず2章に基礎と概要を紹介しました。これらの手法に馴染みのない方はここを参考にしていたた?けれは?と考えています。また、読者のみなさまか?自らこれらの手法を利用するための一助となることを目指し、いくつかのフ?ロク?ラムも公開しました。
目次
1章 はじめに
2章 AI技術の基礎事項
3章 衛星データを用いた深層学習による地震被害検知
4章 河川防災におけるAIの応用
5章 深層学習を用いた土砂災害警戒区域の抽出
6章 豪雨時の斜面崩壊予測に対するAI技術の適用事例
7章 GAによるライフラインネットワークの復旧計画策定
8章 マルチエージェントを用いた地震時津波避難シミュレーション
著者等紹介
古田均[フルタヒトシ]
大阪公立大学特任教授、関西大学名誉教授
北原武嗣[キタハラタケシ]
関東学院大学理工学部土木学系教授
野村泰稔[ノムラヤストシ]
立命館大学理工学部環境都市工学科教授
宮本崇[ミヤモトタカシ]
山梨大学工学部土木環境工学科准教授
一言正之[ヒトコトマサユキ]
日本工営株式会社技術本部先端研究開発センター研究員
伊藤真一[イトウシンイチ]
鹿児島大学工学部先進工学科助教
広兼道幸[ヒロカネミチユキ]
関西大学総合情報学部教授
高橋亨輔[タカハシキョウスケ]
香川大学創造工学部創造工学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。