出版社内容情報
パワーエレクトロニクスという分野が生まれてから30年ほどにしかならないが、電力を効率よく変換・制御する技術であるパワーエレクトロニクスは、21世紀の電気技術者にとって学ぶべき必須の科目となりました。
パワーエレクトロニクスは省エネ技術でもあり、近年のエネルギー問題、環境問題の観点から、ますますこの技術への期待が高まっています。
本書は、大学学部、短大、高等専門学校の高学年における2単位の教科書を意図したものであり、その内容を基礎事項に限定して、やさしく解説することはもとより、例題や演習問題にシミュレーションを積極的に取り入れています。
目次
第1章 パワーエレクトロニクスとは
第2章 理想スイッチと半導体スイッチ
第3章 パワーエレクトロニクスの基礎事項
第4章 AC‐DC変換回路1
第5章 AC‐DC変換回路2
第6章 DC‐DC変換回路
第7章 DC‐AC変換回路1
第8章 DC‐AC変換回路2
第9章 AC‐AC変換回路
付録 PSIM DEMO版の使用法
演習問題解答
著者等紹介
野村弘[ノムラヒロシ]
1966年東京電機大学工学部電子工学科卒業。高知工業高等専門学校電気工学科助手。1974年ミズーリ大学大学院修士課程修了。1992年博士(工学)(長岡技術科学大学)。現在、高知工業高等専門学校名誉教授
藤原憲一郎[フジワラケンイチロウ]
1970年高知工業高等専門学校電気工学科卒業。株式会社日立製作所(多賀工場)入社。1974年高知工業高等専門学校電気工学科助手。1987年ミズーリ大学大学院修士課程修了。2000年博士(工学)(長岡技術科学大学)。現在、高知工業高等専門学校名誉教授
吉田正伸[ヨシダマサノブ]
1999年山口大学工学部電気電子工学科卒業。2001年山口大学大学院博士前期課程修了。2004年同博士後期課程修了、博士(工学)。高知工業高等専門学校電気工学科助手。現在、同電気情報工学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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