遊民爺さん、パリへ行く

遊民爺さん、パリへ行く

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484982052
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

1986年、夏。前年のクリスマスに20歳の画学生リヤンちゃんに恋してしまい、ずっと会えないまま傷心を抱えた芸術好きのディレッタント爺さんが、なんと下北沢商店街の福引で「金の玉」を引き当て、広告代理店に勤める哲郎くんを相棒に、憧れの都・パリへ―。ダンテの「新曲」にちなんで「地獄篇・赤の日」「煉獄篇・白の日」「天国篇・青の日」と、抱腹絶倒の珍道中が展開されるのだった…。パリの名所も随所に折り込んだ、ちょっぴりほろ苦いユーモア小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Megumi Ichikawa

8
「遊民」という言葉を初めて知った。職につかず遊び暮らしている人〜現代の「ニート」?。しかし、高い教育を受けていて、学問に長けていいる「高等遊民」は、明治時代こら昭和初期にかけて多く使われた言葉。 遊民爺さんこと、北川菊蔵さんのパリでの講釈が凄い!ただ者ではなさそうだが。パリ3日間を地獄篇・煉獄篇・天国篇として赤・白・青のトリコロール色で話が進むので面白い!2015/09/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1166885
  • ご注意事項

最近チェックした商品