感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ishida Satoshi
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読了。最近読んだある本に紹介されていた本なので読んでみた。日本の官僚制、行政官はいわゆるゼネラリスト偏重の傾向がありますが、社会や経済が複雑になってくると、単なる一般的な知識、常識では対応できなくなるので、いかなる行政官もある程度自分の専門性を持っていて、かつゼネラリストである人間が必要とされてくるという趣旨を、約30年前に語っている本書。行政官は情報を収集、統合する部分も結構ありますが、他方で、情報量が増加し、氾濫し、複雑化した時代においては、短くインパクトある言葉を与える事も大切ですが、政策の根拠を作2015/12/03