出版社内容情報
稼業としての出版翻訳業と、
稼業としての作家業について。
人気翻訳家でエッセイストの著者が
語り尽くす、実用お仕事エッセイ。
職業、出版翻訳家。兼、エッセイスト。ともに目指す人は多いが、謎多き業界である。
たとえば、
◎出版翻訳家になるには?
◎出版翻訳家の仕事とは?
◎出版翻訳家は稼げるのか?
◎出版翻訳のおもしろさは?
◎仕事が絶えない状態になるには?
◎書く仕事はどのように得る?
◎書けるようになるにはどうする?
◎キャリアの幅を広げるには?
元祖インターネット世代、ずぶの素人ながら、自作サイトでブッシュ大統領ウォッチを続け、面白い文章を書く人として注目を浴びることになった著者。
やがて出版翻訳家としてデビューし、さらにはエッセイの仕事も得るようになった。才能があったんでしょう? いや、そうではない。いままでの足取りは、シンプル。日々怠けずに、訳すこと、書くこと、誠実に仕事をすること。努力と積み重ねが全てだった。
人気翻訳家、エッセイストになるまでの道のりを、ノウハウからマインドセットまで隠すことなくシェアする。
ーー出版翻訳家の仕事とは、1冊の本を最初から最後まで訳す仕事である。これができるかどうかがすべてです。
【目次(一部紹介)】
ブログを書いたら出版翻訳家になっていた/運命のひと、ジョージ・W・ブッシュ/翻訳デビューはSM小説/出版翻訳家になるためのルート4つ/芽が出ない時期の焦燥感/仕事の実績こそが名刺/翻訳家になりたいなら日本語で注目されること/出版翻訳は儲かる仕事か/柱を複数持つ/音声でチェックするとわかること/辞書でフルアーマー/エッセイを書くのも鍛錬/翻訳互助会/傷つけるから書けないのか、傷つくから書けないのか/書くことで自分を救う/翻訳を辞めようと思ったときのこと
内容説明
探偵のように調べ、ワード数に泣き、文章にしびれる。仕事はつらいよ、でも楽しい!翻訳家のお仕事エッセイ。
目次
第1章 気がつけば翻訳家(ブログを書いたら出版翻訳家になった;元祖ウェブメディア?「フガフガ・ラボ」誕生;運命の人、ジョージ・W・ブッシュ ほか)
第2章 翻訳家の不思議な生態(仕事を選ぶ基準は最低限に;タイトル、装幀、帯は編集者に任せる;文章にこだわりがあるんだか、ないんだか ほか)
第3章 本を書いて本を読む(自分を支えているのは毎日の翻訳仕事;犬、いつもそばにいる;仕事中毒だが、しっかり遊んでもいる ほか)
著者等紹介
村井理子[ムライリコ]
翻訳家/エッセイスト。1970年静岡県生まれ。ブッシュ大統領の追っかけブログが評判を呼び、翻訳家になる。現在はエッセイストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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