完売画家

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  • サイズ 46判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484212234
  • NDC分類 720.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「絵描きは食えない」を変えたい。
これまでに描いた700点の絵画がすべて完売。
経験と冷静な分析で語る、芸術の世界での生き方と仕事の哲学。

内容説明

美大は「絵を描いて、それを生活の糧にして、また描く」方法を、教えてくれなかった。「絵描きは食えない」を変えたい。700点の絵画がすべて完売。経験と冷静な分析で語る、芸術の世界での生き方と仕事の哲学。

目次

第1章 職業「画家」(「絵を描いて生活の糧にする方法」を学校は教えてくれない;1か月半かけて作った作品2点の儲けは3万円 ほか)
第2章 芸術の世界で生きる(「画家」と名乗れば画家になれる;公募団体が果たす役割 ほか)
第3章 画家の価値を高める(弘法こそ筆を選びまくる;デッサンなくして個性はなし ほか)
第4章 才能を持続させること、さらなる高みを目指すこと(画家は自分の作品に殺される;芸術界を拡張せよ! ほか)

著者等紹介

中島健太[ナカジマケンタ]
洋画家。1984年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。大学3年生のときにプロデビュー。現在までの制作作品は700点を超え、そのすべてが完売。繊細で洗練された高い技術と人間味あふれる作風は、唯一無二と評価されている。日本最大の公募展「日展」において、20代で二度、特選を受賞。昭和の伝説的作家小磯良平に並ぶ記録として注目を浴びる。「完売画家」としてテレビなどでも取り上げられ、テレビ朝日「徹子の部屋」など、多数のメディアに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

258
タイトルのキャッチーさに比べ、ちょっと地味な装丁に惹かれてて読んでみた。予想以上に面白かった。日本人で「フルタイム画家」=絵画一本で食べている人は「30~50人しかいない」。この現実に驚いた。画家の取り分は、売価の約3割! にもびっくり。「好きな絵」と「いい絵」は違うとか、やりたいことを見つける近道とか…目からうろこの視点がたっぷりな1冊だった。2024/11/25

どんぐり

86
21歳でプロの画家となり、15年以上にわたって約700点の作品を生み出してきた中島健太。アトリエに残る作品がゼロの「完売画家」である。「絵描きは食えない」を変えるために、日本の業界のリアルを綴っている。彼が描く絵は写真のような写実絵画。画家として生きていくために心がけてきたことが、「作品がほしい」と言ってくれる人を増やす、作品を持ってくれる人の幸福度を考える、「作品を持つ人」と「作品」の距離を深める、感謝の気持ちを忘れない、買い手の目線になる、というもの。→2023/09/14

とよぽん

61
中島健太さんという画家を知らなかった。大学1年の時、お父さんが亡くなって美大の高額の学費を払うために見出した道が、絵を描いて売る。日展で特選を取るために考えた戦略もすごい。画廊、ギャラリーとのかけひき、一般の人にとってのアートと生活の距離を縮めたいという思い。1日13時間、ひたすら絵を描く。現代アートの世界を逞しく生き抜く「完売画家」の心意気が熱い!パトロン?に育ててもらう芸術家は昔いたようだが、この人は自分で自分を養い、画業も磨いている。プロ意識が高い。2022/01/14

亜希

32
内容以前に、これ画家の人が書いたの?と何度も思うくらい文章が上手い。アートにちょっと興味があってたまに美術館にも行きます、程度の私でも面白いと思えたので、少しでも興味のある人は「はじめに」だけでも読んで欲しい。”好きな絵が1点あれば「芸術がわかった」と胸を張っていい”という言葉が素敵。ご自身も仰っている通り、テレビに出演していたり著名人を描いているとどうしても軟派なイメージで見てしまいがちだけれど、作品に対してはもちろん、業界を拡張することにもめちゃくちゃ真摯に向き合っていることが伝わってくる1冊でした。2022/06/23

たまご

27
著者のことは本作と出会うまで知らなかったが新進気鋭の若手画家というイメージを持った。絵がうまいというのは大前提だが、うまいだけでは食べていけないという絵の世界。市場ではどういう作品がいくらで取引されているのか?どうやって販路を開拓しようとしているのか?仲間をどう増やすのか?などといったビジネスの視点がアーティストにも必要とされることを説いている。「当たり前のことを淡々とやる」「当たり前の基準が高い」このあたりは業界問わず成功している人に共通しているなぁ。美術館に行きたくなるような一冊でした。2024/03/13

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