復活!日英同盟―インド太平洋時代の幕開け

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復活!日英同盟―インド太平洋時代の幕開け

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  • サイズ 46判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484212074
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日本が手を結ぶべき相手は英国。日本と英国のこれからの関係を、安全保障の専門家がわかりやすく解説。
日本の近代化と大国化に大きく貢献したかつての日英同盟が、100年の歳月を経て復活しようとしている。しかも、戦後日本の成長を支えた日英同盟と連携し、欧州安定の要である米英同盟とも連動しながら、事実上、日英米の三国同盟として作り直されようとしている。
日英同盟の復活は、これまで戦後常に米国一辺倒だった日本外交を一変させ、バランスのとれた独自の日本外交を追求することを可能にする。また、英国と連帯することにより、日本の米国への影響力を増大させ、日本の国際社会での地位を高めることに貢献すると考えられている。
これにより、日本外交はついに戦後長期間にわたり続いてきた米国のくびきから解放され、戦略的自立への段階へと進むことになる。この歴史的な同盟復活への動きと今後の課題、展望について一般の読者にも分かりやすくまとめた1冊。

内容説明

日英同盟は日英米三国同盟へ、やがてインド太平洋同盟へと向かう。東京・ロンドンで活躍する専門家が語る、日本と英国の特別な関係。世界はなぜ、インド太平洋に注目するのか?日米豪印によるクアッドの狙いは何か?米国の力の低下と国際秩序の大変動に、どう対処すべきか?同盟の再編成、ネットワーク化はなぜ必要なのか?そして、なぜ、いま日英同盟なのか?

目次

第1章 同盟の段階へ
第2章 グローバル・ブリテン
第3章 インド・太平洋へ
第4章 なぜ新・日英同盟なのか
第5章 軍事同盟からの決別
第6章 動き出す新・日英同盟
第7章 英空母来航と日本

著者等紹介

秋元千明[アキモトチアキ]
英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)日本特別代表。早稲田大学卒業後、NHK入局。30年以上にわたり、軍事・安全保障専門の国際記者、解説委員を務める。東西軍備管理問題、湾岸戦争、ユーゴスラビア紛争、北朝鮮核問題、同時多発テロ、イラク戦争など、豊富な取材経験を持つ。一方、RUSIでは1992年に客員研究員として在籍した後、2009年、日本人として初めてアソシエイト・フェローに指名された。2012年、RUSI Japanの設立に伴い、NHKを退職、所長に就任。2019年、RUSI日本特別代表に就任。日英の安全保障コミュニティーに幅広い人脈があり、両国の専門家に交流の場を提供している。大阪大学大学院招聘教授、拓殖大学大学院非常勤講師を兼任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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RST

2
世界の覇権の過渡期にある。英国はEU離脱を経てスエズ以東でのプレゼンス獲得に注力しグローバル・ブリテンを目指す。英国にとってはEU加盟が異例であって、伝統的には孤立主義の国なんだと思い出す。米国はトルーマンドクトリンの介入主義とモンロードクトリンの孤立主義という二つの外交戦略の間で振り子のように揺れている。ロシアのような広大な面積を擁するランドパワーでは国境付近での紛争が絶えないため一国をまとめ上げるにカリスマ性のある独裁主義的な指導者が生まれやすい。2022/03/05

市川翔太

1
イギリスのEU離脱と東南アジアの経済発展に日本として出来るのは日英同盟を結ぶことである。長らく日米同盟だけで国を守ろうとしてきたが、アメリカも自国の事で精一杯になりつつある今こそ日本はイギリスと同盟を結ぶべきと主張した本。 国を守るための同盟や情報収集の大切さ、オバマ大統領から続いたアメリカの求心力低下などニュースが少し今までより分かるように感じさせる本書をとても面白く読ませて頂いた。2021/09/02

ゆるひと

1
日英同盟復活には私も期待してはいるのだが、イギリスが今のインド洋太平洋に進出して中国と対峙までしようとする理由、国益が分からない。日本にとってアメリカの劣化を埋める都合の良い助っ人に見えてしまうが、イギリスがそんな都合の良い国であるはずがない。そんな疑問に、本書がじゅうぶん答えたとは思えません。2021/08/20

speedbird27

0
ロシアによるウクライナ侵略を報道する番組で秋元さんの視点や情報に感銘をうけ読んでみました。 一般には意識されていませんが、日本と英国は事実上、すでに同盟関係と言えるほどの関係性があるようです。 日本としても安全保障をアメリカに頼るだけではなく、イギリスやNATO加盟国、オーストラリアなどと共同することはとても大切です。 また地政学的にユーラシア大陸から少し離れたイギリスとは共通点が多くさらなる連携に期待します。 また安倍元首相のインド太平洋戦略の先見性、卓越性を改めて感じることができました。2023/05/24

朝ですよね

0
中国の台頭と米国の介入主義緩和影響もあり、インド太平洋における発展と自由が世界的な関心事になっている。英国はEU離脱したがグローバルな協調主義であることは変わりがない。同じ海洋国家でありユーラシアを抑え込む地理的役割を持つ、日本と英国の協調は重要である。英国の新空母が2021年よりインド太平洋地域に展開される。日本はこれを支援すると共に、脆弱なヒューミント分野の改革などインテリジェンスを強化し、単なる軍事同盟ではない包括的な安全保障に関わる日英同盟を結ぶことが期待されている。2021/08/11

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