明治維新の教え―中国はなぜ近代日本に学ぶのか

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  • サイズ 46判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484183046
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0021

出版社内容情報

中国から見た明治維新。
その先進的姿勢は、現在の中国経済の急速な発展につながっていた。

坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通、渋沢栄一、大隈重信、山縣有朋など、明治維新を彩った数多の偉人たち。
維新前後に起きた薩長同盟、大政奉還、不平等条約改正、憲法公布、愛国主義、日清戦争、三国干渉、日露戦争などの史実から中国はなにを学んだのか。
中国人ジャーナリストが幕末~明治の史跡を訪ね歩きながら、当時の日本がいかに先進的な判断を下してきたか、
中国がいかに保守的で誤った判断をし続けたのかを考察。
日中関係の今後を考える上でも参考となる一冊。

内容説明

19~20世紀初頭の日本と中国が、互いに影響し合うエピソードの数々!毛沢東が父に贈った、西郷隆盛にちなんだ詩とは?幕末の志士たちの目を世界へと向けた中国書とは?岩倉使節団に倣った清朝の西洋視察計画とは?中国人ジャーナリストから見た日本。そこにこれらの日本を考えるヒントがあった。

目次

第1篇 開国(「黒船」が破った「泰平の眠り」;羅森―歴史に紛れ込んだ小人物;なぜ侵略者の記念碑や像を建てるのか;ハリス―日本の鎖国体制を崩壊させたアメリカ人;新島襄―日本初の留学生の非凡な人生 ほか)
第2篇 維新
第3篇 かすみゆく「明治の夢」(大津事件―一裁判官の勇気と責任;徳育論戦―どういう人材を育てるのか;中江兆民―日本帝国の盛衰を予言した思想家;内村鑑三―「国賊」となり民衆と対立しても;大隈重信―政治より大きな事業 ほか)

著者等紹介

馬国川[マーグオチュアン]
1971年生まれ、河北省出身、ジャーナリスト。河北師範学院(現・河北師範大学)中文系を卒業後、中国経済体制改革雑誌社、経済観察報を経て、現在、中国経済誌「財経」主筆、「財経評論刊」執行主編。2016年「国際交流基金」に招かれ、慶應義塾大学の訪問研究者として来日

大脇小百合[オオワキサユリ]
京都府出身。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒。大学の第二外国語で中国語に出会い、卒業後は中国へ留学。その後、西安外国語大学、北京科技大学で日本語教師となる。帰国後は中国系企業で各種通訳・翻訳に12年間従事し、2018年からフリーランスとして活動中。各種視察団、メディカルツーリズム、内閣府日中青年親善交流事業等に幅広く対応(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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