出版社内容情報
65歳から経営コンサルタントを始め15年でサラリーマン時代の生涯収入を稼ぎ今なお現役の著者が教える「弱者の必勝法」。
「持たざる者」にも勝機あり!
65歳から経営コンサルタントを始め、15年でサラリーマン時代の生涯収入を稼ぎ、今なお現役の超ベテラン・コンサルタントが教える「弱者の必勝法」。
地方の中小企業のほとんどは金なし、人なし、市場なしの環境で生きている。著者が経営に参画したディーラーも長年、人材不足と市場の小ささに悩んでいた。そこで著者が取り組んだのが、出身企業である住友大阪セメントの関連会社の社長のときに行った「当たり前のことを当たり前にやる」仕組みの導入である。
人材不足でも、小さな市場でも、会社は黒字にできる。処方箋は難しくない。当たり前のことを当たり前にやり続けることだ。それが黒字化の黄金律である。
本書は、当たり前のことを当たり前に「やらざるを得ない」仕組みと、それを「習慣化する」方法について著者の実体験をもとに述べる、コロンブスの卵的一冊。
児島保彦[コジマヤスヒコ]
著・文・その他
内容説明
人材がいなくても、市場が小さくても、会社は必ず黒字化できる―儲かっている会社をよくよく見れば、いい人材といい市場があるからいい結果が出ているのではなく、いい仕組みが普通の人を動かしていい結果を出させているのだということがわかる。多くの場合、結果がいいから市場にも恵まれているように見えるだけだ。この仕組みのことを、社長の手腕という。
目次
第1章 なぜ私は「絶対黒字化できる仕組み」にたどり着いたのか(会社の合併でドラマの筋書きが変わった;一念発起して中小企業診断士の資格を取得 ほか)
第2章 「普通の人」を「いい人材」にする仕組み(いい人材の前提は社長が動かせる人であること;人材の理想論と現実論 ほか)
第3章 「チャンスを逃さない仕組み」で市場が小さくても売上は伸ばせる(理想論のPDCAから現実論のPDCAへ;役割別のPDCA ほか)
第4章 「利益を漏らさない仕組み」があれば黒字化は必至(利益とは漏れるものだと考えて仕組みをつくること;得た利益は漏らさず、得るべき利益を逃すな ほか)
第5章 社長も「儲かる会社をつくる仕組み」の一部分(「値引きで勝負」から「品質・サービスで勝負」へ;社長が決断すべき3つの改革 ほか)
著者等紹介
児島保彦[コジマヤスヒコ]
経営コンサルタント・中小企業診断士。1937年、長野県千曲市生まれ。1961年、早稲田大学商学部卒業。住友大阪セメント常務取締役を経て1995年、オーシー建材工業社長に就任。赤字会社だった同社をわずか半年で黒字に転換。退任後、65歳で経営コンサルタントを開業。80歳を前に、開業時に掲げた目標「コンサルタント業でサラリーマン時代の生涯収入を稼ぐ」を達成する。三井住友銀行グループSMBCコンサルティング、日本経営合理化協会、大阪商工会議所他講師を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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