内容説明
自動車産業関係者、ユーザー必読!かつて問われなかった、クルマの「品格」を初めて定義する。今、求められるクルマの理想とは?エコ(燃費)、デザイン、価格、メーカーブランドなど、ユーザーが求めている真の本質は、それらすべてを含めた「品格」にある。現代産業論の第一人者であり、無類のカーマニアの著者だから語れる日本車の未来。
目次
第1章 クルマの品格の概念
第2章 耐久消費財としてのクルマ
第3章 日本の自動車産業の変遷
第4章 現在の自動車業界
第5章 強大トヨタとトヨタ車の品格
第6章 日産の敗因とその帰結
第7章 日産の再生(?)と日産車の品格
第8章 ホンダ・その他のメーカーとクルマの品格
補章 「日本車」の品格―将来展望
著者等紹介
宇佐美洋一[ウサミヨウイチ]
1948年、東京都に生まれる。1971年、早稲田大学商学部卒業。1975年、早稲田大学大学院商学研究科博士課程中退。センチュリリサーチセンタ株式会社(現伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)開発部研究員を経て、1982年、埼玉大学経済短期大学部助教授。1992年、埼玉大学経済学部助教授。1995年、同教授となり現在に至る。主担当科目は「現代産業論」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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