出版社内容情報
起業本は多数あるが、「将来において事業を売却することまで見通した上での」起業の考え方について語った本はまだない。だが若い世代を中心に、「社会貢献」や「社会変革」という観点から「事業ありき」で起業するのではなく、ときには事業を売却して早めに資産を形成し、「本当にやりたい事業」を見極めていく方がエキサイティングな人生を送れるはずだ、と考える起業家が確実に増えている。
起業して会社を売る文化が広がれば、自分の人生を能動的にコントロールし、人生100年時代をめいっぱい楽しむ人が増えるだろう。
本書は自身6度事業を売却し、現在は中小企業に投資銀行サービスを提供できる会社を展開中の若手シリアルアントレプレナーが、その方法論のみならずメンタル面をも語る。
内容説明
会社を作って売却するのは、一番確実で、一番地に足の着いた、最もシンプルなお金の儲け方だ。そろそろ「他人の作ったシステム」に依存するのはやめよう。「仕掛けられるお金儲け」から脱却しよう。自分が「仕掛ける側」になれ。この本で、その「仕掛け方」を教えよう。
目次
はじめに 会社を売るのもトマトを売るのも同じ
1 考え方編(連続的起業論;会社売却で人生の選択肢は無限に増える;起業のFQA)
2 実践編(起業の本質はコミュニケーション戦略;会社を高値で売却する方法論)
終わりに 人生の一番大きな問題を解決するのはお金
著者等紹介
正田圭[マサダケイ]
TIGALA株式会社代表取締役社長。15歳で起業。インターネット事業を売却後、M&Aサービスを展開。事業再生の計画策定や企業価値評価業務に従事。2011年にTIGALA株式会社を設立し代表取締役に就任。テクノロジーを用いてストラクチャードファイナンスや企業グループ内再編等の投資銀行サービスを提供することを目的とする。2017年12月より、スタートアップメディア「pedia」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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