出版社内容情報
9つのフルマラソンを完走した高僧が説く、心身を鍛え日々確実に成長していく技術。瞑想を重視するシャンバラ仏教の最高指導者である著者は、ランニングに真剣に取り組むなかで瞑想とランニングの自然な関係について考察を深める。
瞑想は心の、ランニングは体のトレーニングで、どちらも継続しながら一つずつハードルを超えていくことで人として成長できる。
本書は瞑想とランニングの原則を統合しながら心身を鍛え、徳の高い人間になるための指南書である。
Prologue 喜びをもって瞑想し、楽しみながら走ろう!
Chapter 1 瞑想とランニング
1 瞑想とランニング
2 基礎を築く
3 呼吸を管理する
4 基本的な瞑想のしかた
5 心を制御する瞑想
6 洞察力を鍛える瞑想
7 「習慣になるまで」を乗り切るには?
8 モチベーションの保ちかた
9 初めてのマラソンを走った日
10 走ることで「四つの尊い存在」になる
Chapter 2 タイガー:集中力を鍛える
11 マインドフルでいるために
12 姿勢は意識しなければ改善しない
13 身体的違和感は進歩のサイン
14 ランニングは「心を込める」機会
15 現実的なレベルで継続できるか?
16「Just Do It(とにかくやる)」ただしやさしく
17 手放す力でストレスフリーに
18 ウォーキングとヨガの効果
19 自身を乗り超え自信を持って走る
【 タイガーの瞑想:自分のモチベーションを確認し維持する 】
Chapter 3 ライオン:走る喜びを知る
20 自然体の瞑想やランニングで幸せを感じる
21 パノラマ的気づき
22 「基本的に健全である」という前提
23 痛いときにはどうするか?
24 心の掃除の時間を確保する
25 瞑想とランニングには幸せになるコツがある
26 誇りと驕りは違う
【ライオンの瞑想:「いま、ここ」で幸運を感じる】
Chapter 4 ガルーダ:自らの限界に挑む
27 知性を持って大胆な挑戦をする
28 期待と不安の向こう側
29 マンネリの打開に「思いつき」
30 違った体験をトレイル・ランニングで
31 空のように自然にある明瞭な心
32 自分を正当に評価する
33 あまりにも遠く
【ガルーダの瞑想:他者への愛で自由になる】
Chapter 5 ドラゴン:自我を見つめる
34 言葉を超えた深遠な経験
35 呼吸は人生
36 心とは何か?
37 意志の力
【ドラゴンの瞑想: 自我を捨て、自分を乗り超える】
Chapter 6 風の馬(ルンタ):そして世界のために
38 思いやりの会話
39 ピース・ラン
40 風の馬(ルンタ)になる
【風の馬(ルンタ)の瞑想:私たち生来の善良さを認める】
Epilogue 熱意、喜び、痛みを分かち合う
Special Thanks
訳者あとがき 個人の心が安らげば世界は平和になる
サキョン・ミパム[サキョンミパム]
著・文・その他
松丸さとみ[マツマルサトミ]
翻訳
内容説明
ランニングは体のエクササイズ。瞑想は心のエクササイズ。ちょっとしたトレーニングで、毎日は活力に満ち、同時に物ごとを深慮できるようになる。
目次
Prologue 喜びをもって瞑想し、楽しみながら走ろう!
1 瞑想とランニング
2 タイガー―集中力を鍛える
3 ライオン―走る喜びを知る
4 ガルーダ―自らの限界に挑む
5 ドラゴン―自我を見つめる
6 風の馬(ルンタ)―そして世界のために
Epilogue 熱意、喜び、痛みを分かち合う
著者等紹介
ミパム,サキョン[ミパム,サキョン] [Mipham,Sakyong]
チベット仏教の高僧。世界的な規模を誇る瞑想センターを中心としたコミュニティであるシャンバラの指導者でもある。欧米に仏教の概念を広めるのに貢献したとされるチベットの宗教家チョギャム・トゥルンパを父に持ち、父の亡命先であるインドのブッダガヤで1962年に生まれた。現在は東洋と西洋が融合した独自の視点に基づき、北南米、ヨーロッパ、アジアを中心に、世界中で指導を行っている
松丸さとみ[マツマルサトミ]
フリーランス翻訳者・ライター。学生や日系企業駐在員として英国・ロンドンで6年強過ごす。現在は東京都内で時事ニュースを中心に幅広い分野の翻訳、ライティング(とぎとぎ通訳も)を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鈴木拓
bibliotecario
Mirunovic
よしぜん
風尾 発三郎