出版社内容情報
物で栄えて、心で滅ぶ。
時代の大きな転換期を迎えているいま、これまでの価値観や経験が通用しなくなっていることを実感している中高年は多い。これから、数十年をよりよく生きていくためには、何を拠り所にしていったらいいのか。慌ただしい日常の中で見落としてきた大切な視点を、高田好胤の短い言葉と心温まる文章、味のある「書」で見つめ直す。
内容説明
五〇〇万人を超える生徒たちに佛心の種蒔きをしたとして知られる、故薬師寺管主高田好胤の珠玉の言葉。一文字一文字丁寧に書かれた「書」とともに、いままた心を照らす。
目次
生きる
親から子に
日本人へ
著者等紹介
高田好胤[タカダコウイン]
大正13年3月30日、大阪市に生まれる。数え年12歳で薬師寺にて得度、橋本凝胤管主の薫陶を受ける。昭和21年龍谷大学佛教学科を卒業。昭和24年薬師寺副住職に就任。副住職時代の18年間、薬師寺を訪れた修学旅行生たちに寺の案内を通し、佛心の種蒔きをする。その数は五百万人にのぼるといわれる。昭和42年薬師寺管主、43年法相宗管長となる。管主就任と同時に、師匠橋本凝胤師より受け継いだ金堂復興に取り組む。百万巻お写経運動を推進、全国を勧進行脚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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