出版社内容情報
第一弾 『花と草木の歳時記』、第二弾『きもの歳時記』 に続く、TBSブリタニカの「歳時記シリーズ」復刊第三弾は、日本の食・味の再発見。
うまいものを食べるコツは、まず旬を知ること。ラジオ番組で軽妙に日本の味を語り続けた(オリジナル版刊行当時)著者が、現代人の食卓に四季をよみがえらせる。食卓の話題を豊かにする思いがけない食べものの話が随所に。
内容説明
春・摘草、赤魚、栄螺、柏餅、鰊。夏・木耳、紫蘇、山椒、牛蒡、鮑、南瓜、衣被、蛸。秋・胡麻、鳩麦、生姜、椎茸、胡桃、蓮根、牡蛎、葱、大根。冬・鮟鱇、海鼠、柚子、屠蘇、雑煮、酒。食べ上手は社交上手。食卓の会話をいっそう豊かにしてくれる一冊。
著者等紹介
清水桂一[シミズケイイチ]
1907年、横浜生まれ。四条流家元石井泰次郎の料理故実を伝承し、銀座クッキングスクールはじめ各所で家庭料理指導にあたるかたわら、神奈川県立栄養短期大学講師等をつとめた。1980年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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