こわくない夢―原マスミ作品集

原 マスミ【著】

新潮社（2007/04発売）

• サイズ B5判／ページ数 201,／高さ 22cm
• 商品コード 9784103044512
• NDC分類 726.5
• Cコード C0071

目次

新作
１　「はじまり」の頃
２　「出会い」から「コラボレーション」へ　よしもとばなな篇
３　マンガ家・原マスミ
４　絵本作家・原マスミ
５　世界紀行ｗｉｔｈよしもとばなな
６　装う―本・ＣＤ・ポスター
７　「ギャラリー」へ
原マスミの軌跡

著者等紹介

原マスミ［ハラマスミ］
１９５５年千葉県館山生まれ。１９７６年からライブ活動を開始し、１９８２年にはレコードデビュー、中性的なボーカルで熱狂的なファンを獲得する。８０年代からイラストレーションを発表しはじめ、吉本ばなな『哀しい予感』装画によって画家としての注目が一気に高まった。現在もミュージシャン、イラストレーター、声優として、多方面で活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[★YUKA★]

凄くパワーを感じる絵が多い！中には少しゾッとしてしまうような、少し怖い絵もあった(´・ω・`)『泉のたてごと』がお気に入り★ 「最後の絵を見た、私もやさしい気持ちになるのでした。」

2014/11/10

[sasa-kuma]

原さんの絵は「生」を強く感じる。「死」と隣り合わせの「生」。生きなくてはいけないという強い観念みたいなもの。「GOMES」に連載されていたという「原マスミの脳日記」が面白い。

2013/10/24

[遠い日]

原マスミさんといえば、どうしてもよしもとばななさんを思い浮かべてしまう。あまりにもその世界観を支えきっているがために、一体化された記憶に支配されてしまう。が、この作品集を観るうちに、ぼんやりと感じていたゴーギャンのような爆発的なパワーに通じるものがあると確信した。

2018/12/05

[読み人知らず]

心がもやもやする画集です。ばななさんの世界観と混然一体です。

2016/04/07

[ふむふむ]

力強い個性ががんがんに出ている原マスミさんのイラスト集。 シュールだけどかわいくて、どきどきしてしまいます。 よしもとばななさんのエッセイ「なんくるなく、ない」の挿絵がほんとうに好きです、あのがちゃがちゃどんどんした感じ。 エッセイや小説の挿絵として見るのもいいけど、絵のみで見るのも圧巻です！ 絵画を買うお金のないわたしには、にやにやしながら原ワールドに浸れる素敵な本です。

2013/12/28