人は記憶で動く―相手に覚えさせ、思い出させ、行動させるための「キュー」の出し方

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人は記憶で動く―相手に覚えさせ、思い出させ、行動させるための「キュー」の出し方

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484171043
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0030

出版社内容情報

人の行動は、記憶が9割!
相手に覚えさせ → 思い出させ → 行動させるための 「キュー」の出し方。
人間は受け取った情報の10%しか記憶にとどめることができない。
しかしこの「記憶」こそが人の行動を決めている。
こちらが伝えた情報を、相手(部下・顧客…その他、誰でも)の記憶にとどめ、
行動を起こしてもらうには、脳科学的に正しいアプローチが必要!
あなたが発信する情報を情報の海から際立たせ、相手の記憶に鮮明に残すには?
最新の脳科学研究に基づく実践的なビジネスコミュニケーションのテクニックを伝授します。

内容説明

脳科学的アプローチによる記憶をゆさぶるマーケティング。自分にとって重要な事柄を他人に記憶させる系統的な方法がなければ、特にビジネスにおいては不便このうえない。忘れられてしまえばビジネスは損失をこうむる。本書では、記憶の研究に関する成果から“忘れさせない”実践的なテクニックを紹介する。

目次

記憶は目的のための手段である―意思決定に記憶が重要な理由
記憶へのビジネスからのアプローチ―記憶と決断に影響する3つのステップ
相手の記憶をコントロールする―ランダムな記憶を回避する現実的な方法
注目を集める―キューはいかにして行動への道を開くか
驚きのパラドックス―さらなる注目・時間・関与を獲得する代価
甘い期待―つぎに起こることへのワクワク感を生み出す方法
メッセージを繰り返させる―あなたの言葉を確実に繰り返してもらうテクニック
目立てば記憶される―人びとの心に長くとどまり行動を促す方法
「シンクの上で日記を書いている」―ストーリーを通して記憶を検索する
どの程度なら「多すぎる」のか?―あなたのコンテンツを犠牲にしない方法
脳はどのように決断するのか?―神経生物学と神経経済学の視点から選択について考える
忘れられる権利と意図的な記憶―偶然忘れられることと意図的に忘れられることのバランスをとる方法

著者等紹介

サイモン,カーメン[サイモン,カーメン] [Simon,Carmen]
認知科学者として神経科学の研究を専門にしている。プレゼンテーションの作成とトレーニングを手がけるRexi Mediaの共同設立者。教育工学と認知心理学で博士号を取得。コミュニケーションに説得力を持たせるためのアプローチは大胆で、すべての決断の中心には記憶が存在することを大前提にしている。情報を提供された相手は、記憶した情報に基づいて、有利な決断を下すと主張する。そして相手を説得しようと思うなら、過去を記憶してもらうだけで満足するのは現実的なやり方ではないとし、肝心なのは将来決断が下される時点での記憶であって、そこに影響をおよぼす方法を学べば大いに役立つと強調する

小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lugsan

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脳科学の見地から相手に伝えたいことや行動してもらいたいことをいかに記憶の中に埋め込んでいくかを述べています。話の進め方は少し理屈っぽいですが、要旨は丁寧に叙述されていますので少し我慢しながらも読み進めていけば日常生活に使える考え方やテクニックは豊富に発見できます。ただ、書かれていることをいきなり全て実行するのは無理でしょうから出来そうなところからまず実行して自分のものにしていこうとおもいます。著者の中にも「他人の解決策を暗記しようとするよりも自分で解決方法を見つけて記憶する方が容易い」とも書かれています。2017/11/23

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