出版社内容情報
人類の生活に大きな変化をもたらした「工業デザインの力」をひもとく、工業デザインの歴史がこの1冊に。つい最近まで、かつて製品は機能こそが最重要視され、デザインはその製品の付属品のような存在であった。しかし今や「デザイン」はビジネスにも欠かせないものであることを多くの人が知っている。
このようにビジネスにおいてデザインが重要視されるようになった背景にあるのが、当時、田舎であった米シリコンバレーのデザイナーたちの活躍である。人類の生活に大きな変化をもたらした「工業デザインの力」をひもとく、工業デザインの歴史がこの1冊に。“Make it new”待望の日本版、ついに刊行。
バリー・M・カッツ[バリーエムカッツ]
カナダのマクギル大学、イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで学び、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で博士号を取得。専門は工業デザイン。現在は、カリフォルニア美術大学工業デザイン科教授、スタンフォード大学デザイングループ客員教授、および東京大学i.school特別研究員(フェロー)として未来のデザイナーを育成する一方、工業デザイン・コンサルタントとしてシリコンバレーの著名なデザイン・コンサルタント会社IDEOに所属し、世界中の大企業や政府など数多くのクライアントにもつ。
?増春代[タカマスハルヨ]
内容説明
世界中のデザイナーたちが「工業デザインの聖地」シリコンバレーを目指したのはなぜか?ポケット関数電卓機「HP‐35」からiPhone、Kindle、そして社会起業まで歴史を変えた「デザイン」とその歴史を世界的デザインコンサルティング会社IDEO所属の著者がひもとく。
目次
第1章 喜びの渓谷
第2章 研究と開発
第3章 大転換
第4章 デザインの系統
第5章 デザイナーをデザインする
第6章 来たるべき世界の物語
著者等紹介
カッツ,バリー・M.[カッツ,バリーM.] [Katz,Barry M.]
カナダのマギル大学、イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで学び、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で博士号を取得。専門は工業デザイン。現在は、カリフォルニア美術大学工業デザイン科教授、スタンフォード大学d.school教授、および東京大学i.school特別研究員(フェロー)として未来のデザイナーを育成。また、工業デザインコンサルタントとしてシリコンバレーの著名なデザインコンサルティング会社IDEOに所属し、世界中の大企業や政府など数多くのクライアントをもつ
〓増春代[タカマスハルヨ]
埼玉県生まれ。日本女子大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程前期修了。大手電機メーカーで社内翻訳を担当後、フリーランスとなる。F1、NBA、サッカーなどスポーツ記事の翻訳の他、エンターテイメント関連の書籍英訳も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kuliyama
若獅子
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