蘇生版 水の上を歩く?―酒場でジョーク十番勝負 (蘇生版)

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蘇生版 水の上を歩く?―酒場でジョーク十番勝負 (蘇生版)

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  • サイズ B6判/ページ数 373p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484152134
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1989年刊行「ジョーク対談集」の復刻版。いまだ人気衰えぬ文豪と自らのバーをもつエッセイストがきわどいジョークをやり合う。

内容説明

怒涛のジョーク・ストーリー174篇!四半世紀ぶりに名著復活!

目次

ジョーク十番勝負
開高健―研ぎすまされた哄笑
四カ月後、天国への手紙
オーパ番外編・ドーバー海峡横断!?

著者等紹介

開高健[カイコウタケシ]
1930年大阪生まれ。大阪市立大学法学部卒。1954年寿屋(現サントリー)宣伝部に入社。1957年『裸の王様』で芥川賞受賞。1964年サン・アドの設立に参加。1968年『輝ける闇』で毎日出版文化賞受賞。1978年『夏の闇』でフィンランド文部大臣賞受賞。1979年短篇集『ロマネ・コンティ・一九三五年』所収の「玉、砕ける」で川端康成賞受賞。1981年菊池寛賞受賞。1987年『耳の物語』で日本文学大賞受賞。行動派作家として『ベトナム戦記』などのルポルタージュを著す一方、ノンフィクションやエッセーにも才筆をふるった

島地勝彦[シマジカツヒコ]
1941年東京生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。『週刊プレイボーイ』に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後、『PLAYBOY 日本版』『Bart』の編集長を歴任。2008年に退任後、作家・エッセイストに転向する。伊勢丹新宿店メンズ館でセレクトショップ「サロン・ド・シマジ」をプロデュース。週末には同店内のバーでバーマンとしてシェイカーを振っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

18
☆☆☆☆ 軽妙洒脱なジョークを楽しみながら、するすると読んでしまった。開高健、島地勝彦ともに、一流の知性とユーモアを感じられる。下ネタが多いのは御愛敬。島地勝彦のジョークが長文なのは玉に瑕。2024/04/13

DEE

3
膨大な知識量を持つ作家のジョークは面白くためにもなる。 復刻版とのことだけど、ファンとしては読めたことが幸せ。2015/08/18

いむたん

2
ジョークって教養のレベルが自分と同等のひとじゃないと安心して飛ばせないんだなとつくづく学んだ。世界情勢や歴史に知見がないと笑ってくれないし、頭でっかちの人だとブラックジョークに怒り出す可能性もあるし。 認め合った師匠と愛弟子の気の置けない会話は文句なしにいくつかググらないとわからない笑いもあって悔しかった。ジョークの豊富さは島地に軍配だが、現実に起こることがジョーク並み、という開高健の切れ味鋭い挿話も惹きつけられた。こういうふうにしたほうが面白いのに、と添削しちゃうところもさすがの貫禄。2018/11/06

マネコ

1
ジョークは教養がないと理解できない。恥ずかしながらいくつか調べないと笑えない話がありました。こういう話で笑い合える友人ができたら幸せですね。ただシモの話題が多く、スマホの読み上げをして聴いていたのですが、食事時はやめた方がいいと思います。2019/10/26

キムラ産

1
開高健と島地勝彦のジョーク対談。今では入手が難しい文庫版に収められた対談に加えて番外編なども入っている。現在では通じないジョークもあったり、変わらず笑えるものもあって面白い。繰り返し語られるのは、世の中にはジョークのような現実があるということである。昨年ではトランプの当選やイギリスのEU離脱などがそれにあたるか。そのような現実をジョークを介して笑いに変える庶民の強さが見える一冊。2017/02/09

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