内容説明
「データ」という現代の金鉱に引き寄せられ、いち早く「データマイニング」に乗り出した数学者、統計学者、コンピューター科学者…。新たな世界を生み出そうとする数字のエキスパート、“ニューメラティ”たちの野望を追った世界的ベストセラー。
目次
1 働き方―業務の効率化がもたらす苦難
2 買い物―あなたは買わされている
3 選挙―有権者はどこにいるのか
4 インターネット―消費者の本音をあぶり出せ
5 テロとの戦い―安全保障とプライバシー
6 医療―高齢化社会を支える情報技術
7 恋愛―最適なパートナーを求めて
著者等紹介
ベイカー,スティーヴン[ベイカー,スティーヴン] [Baker,Stephen]
ジャーナリスト。ウィスコンシン大学卒業後、コロンビア大学ジャーナリズム大学院で科学の修士号を取得。新聞記者などを経たのち、ビジネスウィーク誌のテクノロジー担当シニアライターを10年間務める。メキシコの自動車産業を扱った特集記事で米国海外記者クラブ賞を受賞。現在は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ロサンゼルス・タイムズ紙、ボストングローブ紙にも寄稿。ニュージャージー州モントクレア在住
伊藤文英[イトウフミヒデ]
英米文学翻訳家。1958年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士前期(修士)課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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suko
1
「ニューメラティ」ー人々の生活の情報を自由に使いこなせる数学者やコンピュータ科学者ーが、どのように情報を数学的に扱い、利用し、影響を与えるのかについて、買い物から選挙、医療や恋愛まで具体的な事例・会社をあげつつ説明している。 非常に示唆に富んだ本で、今後間違いなく様々なデータが彼らニューメラティによって利用され、私たちの生活により深く影響を与える時代に、私たちは何を考えるべきなのかについても終章で語っている。 読み応えもあり非常に面白い本。2015/07/12
メガネねこ
1
☆☆☆☆☆くそ面白くないから半分で読むのをやめた。2015/06/05