オーケストラ・モデル―多様な個性から組織の調和を創るマネジメント

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484141060
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

名指揮者にして経営コンサルタントが教える、チームが一丸となって調和を生み出す「オーケストラの意識」とは。オーケストラという組織は、企業とよく似ている。毎日長時間にわたって狭い空間で全員が一つの仕事にあたる最たるものが

内容説明

明確な役割とヒエラルキー、揺るぎないリーダーシップ、全員が同じゴールを追う意識。演奏家として指揮者として複雑なオーケストラ組織を知り尽くし、プロデューサー、経営コンサルタントとしてビジネス現場でも活躍する著者が説く、オーケストラ式チーム理論。

目次

1 オーケストラという「企業」(オーケストラの第一印象;ソロから交響曲へ ほか)
2 個人からチームヘ(オーケストラのグループ力学;現在の技術レベルvs長年の経験 ほか)
3 理想のチームワーク(平等はありえない;責任は人をやる気にさせる ほか)
4 指揮者のマネジメント術(指揮者の役割とは;調和のとれたものだけが共有される ほか)
5 インスピレーション、そしてイノベーション(意思によるコントロールと成り行き任せ;イノベーションを妨げるもの ほか)

著者等紹介

ガンシュ,クリスティアン[ガンシュ,クリスティアン] [Gansch,Christian]
1960年、オーストリア生まれ。指揮者としてイギリスBBC交響楽団、ドイツ交響楽団、ロシア・ナショナル管弦楽団、NHK交響楽団など、多くの国際的管弦楽団でタクトをとる。81~90年はミュンヘン交響楽団の主席指揮者。またドイツ・グラモフォンの音楽プロデューサーとして、ピエール・ブレーズやクラウディオ・アバド、アンナ・ネトレプコ、庄司紗矢香など世界的アーティストと190枚以上のCDを制作し、4度のグラミー賞ほか数々の賞を受賞

シドラ房子[シドラフサコ]
新潟県生まれ。武蔵野音楽大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

7
多様性を統合する。 感情を出すのではなく、取り入れる。 ビジネスの組織との違いが、そこにあると著者はいう。2014/10/13

T2y@

5
創造性を高める為の、組織での感情の扱い方。“感情を表出するのではなく、取り入れること” また、意見が分かれた際の、最終ジャッジを取る勇気と覚悟。全てのコンセンサスを目指さない。“共同決定権に境界線を引く” など、日本型組織が避ける傾向にある『示唆』が特に印象に残る。 著名指揮者の指揮術については、さらに例を挙げて欲しかったところ。2014/08/31

Go Extreme

1
オーケストラという「企業」: 明確なヒエラルキー 各メンバーの責任 リーダーによってスタイルが決まる チームの規模 プレッシャーと緊張 個人からチームへ: オーケストラのグループ力学 現在の技術レベル vs 長年の経験 共感と反感 調和よりも敬意が大切 理想のチームワーク: 平等はありえない 責任は人をやる気にさせる チームワークとはメンバーの相互作用 新しいことに踏み出す勇気 指揮者のマネジメント術: 指揮者の役割 反対や抵抗への対処法 真の実力の5条件 インスピレーション、そしてイノベーション2022/06/04

Jack Amano

1
オーケストラとビジネスの対比なんてあまり考えてこなかったが、なかなか面白いです。なるほどね、と思うことも多い。オーケストラ=多様性を前提としつつ、全体としての統一感をもち、一つの優れたものを生み出す。会社組織では、個々の多様性を否定するような方向で統一感を持たせようとしたりする。上手くいったとしても満足感は薄い。違いは何?個々がプロフェッショナルとして自己を磨きつつ、他の人をプロフェッショナルとして、リスペクトしている。そして、目標が明確だから、ということなのかな。参考になることは多い。2022/03/06

ニョンブーチョッパー

1
★★★★☆ プロ、アマ関係なく、オケでは当たり前のことが、会社ではできていなかったりする。組織としての「オーケストラ」を一般の人にもっと知ってもらうことで、演奏以外での「社会との関わり」が可能になるのではないか。2017/04/14

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