内容説明
占いとのつきあい方に悩んでいるあなたへ「心にいちばん、近い星」から届いた手紙。石井ゆかりが贈る「月の世界」のエッセイ。
目次
1章 心の中の「目」(「昨日」とは違う「今日」;「信じる」か、「信じない」か ほか)
2章 月(「月」の印象;清らかな月 ほか)
3章 占星術と月(月のサイクル、太陽のサイクル)
4章 世界の地図(3つの「世界」;「『パワースポット』を教えてください」 ほか)
付録 月と星占い
著者等紹介
石井ゆかり[イシイユカリ]
ライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆。独特の文体で老若男女を問わず人気を集める。2010年刊行の『12星座シリーズ』(WAVE出版)は一二〇万部を超えるベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おくちゃん🌹柳緑花紅
87
かなり長い期間待ってやっと届いた一冊、あれ?どうして予約したのかな?と思いながらも引き込まれて読了。月がタイトルに入っている作品は何故か好きで、夜空を見上げ星や月を眺めるのも好き。二つの目太陽の目と月の目が私達の心の中にある。月の目は私達の毎日をつつむ目に見えないものを見る目。「死について」人の死はあくまでも亡くなったその方自身のもの。死んでしまったという以上にその人が生きていたことの方が注目されるべき素晴らしいこと。大切な人が死んだとき不運だったかどうかはその人しかわからない。ならば私達に出来ることは。2023/03/11
ゆきち
86
青山美智子著『お探し物は図書室まで』の中に出てきた本。占いの記事やエッセイなどを執筆している石井氏は、『占いって信じすぎるものではなく、エッセンスくらいでちょうどいいですよ』と言っている。石井氏も自分のことは占わないそう。で、なんとなく『では、なぜ占いを世の中に出しているの?』とか思ってしまったけど、人生のエッセンスやきっかけに使ってほしいのだと納得。月について、文献から引用して理論的に、そして作者の感覚的な思いが入り混じり…私は少し混乱したけど、月と占いの関係がわかって、月を見上げる楽しみが増えました。2021/03/24
ぶんこ
51
占いには興味がないのですが、月は心惹かれる存在。眺めていると深とした気持ちになるのがなにものにもかえがたい。石井さんの月の捉え方が柔軟で好感が持てました。これが占い一辺倒だったら最後まで読めたかは謎。占いもガチガチにとらえるのではなく、その時の気分、自分の受け止め方でどのようにでもOKという考え方が素敵。スーパームーンの大きなオレンジ色の月には畏敬の念を抱き、銀白色の月には深遠な敬意を抱きます。旧暦では月の満ち欠けを基準に「一ヶ月」としていたそうです。昔の人の偉大さを感じました。2021/02/12
とこっぷり
35
「お探し物は図書室まで」に出てきた作品、月好きとしては気になって手に取った。「太陽の目」「月の目」等々、いろいろなるほどぉという内容。月に惹かれるのに、月に左右されない(4人が4人とも満月新月関係なく生まれてきたので)体質なので、情報は参考程度、という感じ。2021/08/23
ひほ
34
表紙がとてもきれい。確かに月を見ていろいろと思うことはあるけど、占いに支配されてはいけないよね。『お探しは図書館まで』に登場の本。市原市の図書館から取り寄せてくれました。2021/09/23