学校を変えれば日本は変わる―強い国・日本は公立改革で生み出す

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学校を変えれば日本は変わる―強い国・日本は公立改革で生み出す

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484132099
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0030

内容説明

日本の子どもたちに、グローバル化の時代を生き抜く力を身につけてもらいたい―。大阪教育改革を牽引する元米国弁護士と、元ジャーナリストの若き横浜市議が徹底的に語り合った。学校を変えれば日本は変わる。では「学校」はどうやって変えていくか。

目次

第1章 いじめ・体罰をゼロにするために
第2章 教育委員会制度を解体せよ
第3章 大阪から始まる小学校英語改革
第4章 ゆとり教育の失敗を乗り越えて
第5章 優れた先生を量産する仕組み
第6章 強い国・日本は公立改革で生み出す

著者等紹介

中原徹[ナカハラトオル]
1970年生まれ、横浜市出身。早稲田大学法学部を卒業後、弁護士として東京永和法律事務所に勤務。その後渡米し、ミシガン大学ロースクールを卒業、大手法律事務所ピルズベリー・ウィンスロップ・ショー・ピットマン法律事務所のロサンゼルス・オフィスに10年間勤務する。日本帰国時の役職はパートナー(共同経営者)だった。大阪府教育委員会が公募した民間人校長職に応募し、2010年4月、帰国して府立和泉高等学校の校長に就任。全国最年少校長として、TOEFLを英語教育の中心に据えるなど大胆な教育改革に乗り出す(任期は2013年3月まで)

伊藤大貴[イトウヒロタカ]
1977年生まれ。横浜市議会議員。みんなの党横浜市会議員団政策調査会長。早稲田大学理工学部、同大学院理工学研究科を修了後、日経BP社に入社。「日経エレクトロニクス」誌の記者として5年間勤務する。その後、同社を辞めて江田憲司衆議院議員(現みんなの党幹事長)の門を叩き、2007年、地盤も看板もないまま横浜市議選に立候補、当選を果たす。2011年、2期目当選。横浜サイエンスフロンティア高校の発展に尽力するなど、横浜の教育改革、行政改革に特に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

55
教育のデジタル化についても言及がありました。 ・横浜市教育委員会でネット上でのドリル問題を開発(P177) ・読み書き計算が、指で操作するiPadが向いているかどうか  議論の余地がある(P178) ・板書はパワポで代替できる。浮いた時間は、  先生の説明と生徒がノートにまとめることにあてる(P183) 「考える力」が教育のデジタル化と関係があるかどうかは、 言及がありませんでした…。残念!!!2013/05/31

パフちゃん@かのん変更

49
いじめ、体罰、学力差、理科離れ、英語教育、クラブ活動、ゆとり教育の失敗、ICTの導入、教員の多忙化、教育現場には問題が山積み。それを打開できるのは今の教育委員会ではない。具体的効果的な対策やマニュアル・・・しかし、何をするにもお金が掛かるんですよね。民間出身の校長といっても、企業で1000万以上の年収を得てきた優秀な人材が3桁の年収で来てくれるものか。2013/07/27

えぬ

1
大阪と横浜を例にとって公教育のあり方について民間人校長とマスコミ出身の議員が語る本。いろんな業種の価値観を取り入れていきたい。2014/09/25

wataruo

0
これから学校に通う子を持つ親としていろいろと考えさせられた。書かれていることはしごくまっとうだと思うし、著者にはこれからも活動を続けて欲しいとも思う。ただ、同じようなことをできる人は数少ないと感じたし、それができない・しにくい今のしくみをなんとかしなければならないというのが最も強く感じたこと。教育の話は親たちにとっては日常的にしていること。でもそれに対して何かしらの行動を起こす人は多くない。それを変えることがしくみを変えることにつながるのだろうか?2016/01/26

yumechi

0
大阪での教育改革、横浜サイエンスフロンティア高校での取り組み、実際の現場などの様々な視点から考察が行われていて、現在の教育現場の良い点ダメな点が見えてきました。個人的には、生徒の興味・モチベーションをどう高めるのか、というところに焦点をあてて欲しいかなと…。小学校での英語教育、高校生でTOEFLに取り組むなど面白く同調できるアイディア・実践も多かった。こういう教育受けて見たかったなー、と純粋にそう感じる。ICTに関しては、ICTでどう学ぶかというプロセスが曖昧なので、これからに期待したい。2014/09/18

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